今回の「森アーツセンター」の拡充、再編による「文化事業部」「新領域事業部」の新設は、現在推進中の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」および「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が開業し、「六本木ヒルズ」が20周年を迎える2023年とその先に向けて、同社が取り組んできた「文化」を組み入れた都市づくりをさらに加速させるものだという。
「文化事業部」は、森美術館、東京シティビュー、森アーツセンターギャラリー、ミュージアムショップ等の企画・運営を担う。各文化施設を横断的にマネジメントすることで相乗効果を生み出すとともに、ヒルズにおける文化・交流活動を強化していく。
「新領域事業部」は、アカデミーヒルズの運営に加えて、虎ノ門ヒルズエリアや虎ノ門・麻布台プロジェクトで推進中の新たな文化施設の企画を担います。「文化」「芸術」「科学」「ビジネス」「テクノロジー」などの多様な領域を融合させて新たな価値やコンテンツを生み出し、従来にはなかった新しい文化拠点の創出を目指すという。
森ビルは、「文化事業部」と「新領域事業部」が両輪となり、同社の磁力ある都市づくりは新たなステージへと移行するとしている。