デジタル競争力で世界28位の日本の現状
DXの詳細に触れる前に、ウェイド氏は日本のデジタル競争力について、最新のデータを用いて紹介した。
上図は、IMDが発表した「世界デジタル競争力ランキング」対象の64ヵ国をアルファベット順に並べ、トップ10の国々を黄色で表示したものだ。この中で日本は64ヵ国中28位という結果となり、2019年の23位、2020年の27位から順位は下落した。ウェイド氏は特に、ビジネス・アジリティ（敏捷性）で64ヵ国中53位となっている点を懸念している。
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