Brazeは2022年9月12日(米国現地時間)、第2四半期(2022年5月1日~7月31日)の業績を発表した。
同社の共同創業者 兼 CEOであるビル・マグヌソン氏は、「第2四半期は収益が前年度同期比で55%増の好業績を上げることができました。また、ベストインクラスのオムニチャネルカスタマーエンゲージメントを引き続きお客様に提供することができました。当社としては、今後も長期戦略を遂行し、新しい、強化された、独自性のある製品を投入していくとともに、開発および市場開拓を拡大していきます。マクロ経済環境は逆風が吹いており、課題もありますが、私たちはBrazeのビジネスの強じん性とカスタマーエンゲージメントプラットフォームの将来性、そして巨大なターゲット市場について、これまでと変わらない自信を持っています」と述べている。
第2四半期の業績ハイライトは以下のとおり。
- 収益は、2022年1月期第2四半期の5,580万ドルから54.5%増加し、8,610万ドルに。増収の主な要因は、新規顧客の獲得、アップセルおよび既存契約の更新
- サブスクリプション収益は、前年度同期の5,170万ドルに対し、8,170万ドル。プロフェッショナルサービスその他の収益は、前年度同期の400万ドルに対し、440万ドル
- 2022年7月31日時点の残存履行義務は4億1,050万ドル、うち1年未満のものである流動分は2億7,420万ドル
- GAAPベースの粗利益率は、前年度同期の66.4%に対し、68.2%
- Non-GAAPベースの粗利益率は、前年度同期の66.7%に対し、69.3%
- 直近12ヵ月間のドルベースの売上継続率は、前年度同期の125%に対し、126%。年間経常収益(ARR)が50万ドル以上の顧客のドルベースの売上継続率は、前年度同期の135%に対し、130%
- 総顧客数は、2021年7月31日時点の1,119から、2022年7月31日時点で1,599に増加。そのうち、ARRが50万ドル以上の顧客数は、2021年7月31日時点の82に対し、2022年7月31日時点で139
- GAAPベースの営業損失は、前年度同期の1,220万ドルの損失に対し、3,510万ドルの損失。当第2四半期の営業損失には1,710万ドルの株式報酬費用が含まれている
- Non-GAAPベースの営業損失は、前年度同期の650万ドルの損失に対し、1,750万ドルの損失
- GAAPベースの基本的および希薄後1株当たりBraze社普通株主に帰属する純損失は、前年度同期の0.60ドルの損失に対し、0.35ドルの損失
- Non-GAAPベースの基本的および希薄後1株当たりBraze社普通株主に帰属する純損失は、前年度同期の0.32ドルの損失に対し、0.16ドルの損失
- 営業活動によるネットキャッシュフローは、前年度同期のマイナス460万ドルに対し、1,630万ドル
- フリーキャッシュフローは、前年度同期のマイナス570万ドルに対し、マイナス2,470万ドル
- 現金および現金同等物、期限付きの現金ならびに市場性のある有価証券の総額は、2022年1月31日時点の5億1,810万ドルに対し、2022年7月31日時点で5億1,070万ドル