東日本電信電話(以下、NTT東日本)、NTT Sports X、NTT DXパートナー、ブレインスリープの4社は、NTT Sports Xが運営するラグビーチーム「浦安D-Rocks」に所属する選手を対象として、コイン型の睡眠計測デバイス「ブレインスリープ コイン」を活用した睡眠サポートプロジェクトを開始した。
同取り組みでは、プロラグビー選手の毎日の睡眠状態を把握するために、ブレインスリープが開発したブレインスリープ コインと、問診ベースの睡眠の可視化サービスである「睡眠偏差値 for Biz」を活用。2ヵ月間に渡って睡眠を定量化・分析することで、睡眠の観点からパフォーマンス向上に向けたサポートを行うという。概要は以下のとおり。
- 選手の睡眠状態を、睡眠偏差値 for Bizおよびブレインスリープ コインを用いて可視化
- 選手の日々の睡眠データを分析し、体調変化を早期に発見
- 選手のコンディションに関わる睡眠以外のデータとの統合的な分析を行い、身体的・精神的な不調と睡眠との関係性を検証
- 選手に正しい睡眠の知識を提供し、選手の睡眠改善行動を促進
なお、事前準備として、選手に睡眠偏差値 for Bizを実施してもらい、現在の睡眠状態を把握する取り組みを実施。その結果、選手の睡眠に関する偏差値は日本全国偏差より高かったものの、日中の眠気や生産性についての数値が低く、睡眠の問題が選手のパフォーマンスに影響を与えている可能性が示唆されたという。今回の取り組みにおいては、このような評価の項目に特に注目するとしている。