SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

ソフトバンクら、次世代デジタルインフラに関する研究開発を開始 多様なデータの利活用によりDXを推進

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 ソフトバンクは、超デジタル社会の実現に向けて、次世代デジタルインフラに関する研究開発を開始した。同社は、産業技術総合研究所と共同で、次世代デジタルインフラの基になる超分散コンピューティング基盤の超分散処理技術や、データ連携基盤技術に関する研究を推進していくという。

次世代デジタルインフラのイメージ
次世代デジタルインフラのイメージ

 同研究によって、超分散コンピューティング基盤が実用化することで、企業や組織ごとに分散しているデータを共通の基盤で連携させて、様々な分野のデジタル化を実現することが可能に。その他、分散した計算資源やネットワーク資源を一体で扱うことで、データを利用したいユーザーの近くで処理するなど、最適な場所で最適なデータ処理を行うことが可能になるとしている。

 また、増加するデータトラフィックを分散して処理することで、消費電力を抑えられ、カーボンニュートラルの達成に貢献することも期待できる。これにより、例えば、自動運転の車両データや交通データ、信号データなどの連携によって、AIを活用した未来予測で交通事故がない社会を実現したり、人流データや気象データからの需要予測によって、効率的な生産や配送を可能にし、無駄がないサプライチェーンを実現したりするなどの世界が期待されるという。

 同社は今後、最先端技術を社会実装し、社会のDX実現に向けた取り組みを推進していくとしている。

研究の概要

  1. データが広域に分散している環境で、一定の時間内に処理を完了する確度を高める技術
  2. 現実世界から多種多様かつ大量のデータを取り込み、処理する技術
  3. 複数の場所から生み出されるデータを一定時間内に安全に連携する技術
  4. ポスト5Gを生かす1~3の技術を適切に組み合わせて、提供するモデルの構築と実装
  5. 研究開発の成果を広く普及させるための戦略の立案と推進
研究開発のイメージ
研究開発のイメージ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング