執筆者情報
前田 康二郎
(マエダ コウジロウ)
流創株式会社 代表取締役
数社の民間企業にて経理業務を中心とした管理業務全般に従事し、2008 年に経理部長としてIPO を達成。独立後はリーマンショック後、経営難に陥っていた企業の経営再建案件等に従事。実際に会社の組織へ入り、実務面を中心とした組織全体の業務改善や計数チェックを行うと同時に、経営者や従業員へ、経理的視点から見た、黒字化に必須な「経理的マインドセット」の指導を実施。数字を意識した行動に会社全体が変わることで業績も変わり、黒字化を達成し、自走できる組織へと改善させている。現在は、ベンチャー企業、IPO 準備企業等の顧問、社外役員等も兼務している。
執筆記事一覧
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「戦略的経理思考」とは
マツモトキヨシ西田氏が語る、「スコアキーパー」と「ビジネスパートナー」としての“両利きの経理”の条件(ゲスト:株式会社マツモトキヨシホールディングス 管理本部 財務経理部長 西田浩氏)
「戦略的経理思考」という経理部門の新たな役割を提唱する前田 康二郎氏(流創株式会社 代表取締役)とマツモトキヨシホールディングス 管理本部 財務経理部長の西田浩氏による本対談。前編では、食品メーカーで営業を担当しながら税理士を目指した理由、多様な経験が今の仕事にどう活かされているかが明らかになった。後編では、これからの経理部門が果たすべき役割と、そこに向かってどのように組織を変革していくのか、西田氏と前田氏の考え方と実践方法が語られた。
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「戦略的経理思考」とは
マツモトキヨシ西田浩氏が語る、異色のキャリアで培った“パートナーとしての経理”に必要なこと(ゲスト:株式会社マツモトキヨシホールディングス 管理本部 財務経理部長 西田浩氏)
バックオフィスのDXが進む中、流創株式会社 代表取締役の前田 康二郎氏は「戦略的経理思考」を提唱し、経理部門の新たな役割を提案する。本連載では、前田氏が「戦略的経理思考」を体現するゲストと対談を重ねていく。今回はマツモトキヨシホールディングス 管理本部 財務経理部長の西田浩氏を迎え、14年の営業経験を皮切りに、中国現地法人の立ち上げや経営企画、CSRなど、経理部長としては異色の経歴を持つ西田氏に、これからの経理部門のあり方や人材育成の極意を聞いた。
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「戦略的経理思考」とは
コロナ禍で会社を潰さないための「戦略的経理思考」──経理による“失敗しない新事業計画”の真意とは?(ゲスト:流創株式会社 代表取締役 前田康二郎氏)
デジタル化の波がバックオフィスにも及ぶ昨今、経理業務は自動化されて人は不要になるという“経理不要論”も唱えられている。それに対して異を唱えるのが、経理の専門家として独立して以来、経営難の会社の再建や経営者・従業員に対する「経理的マインドセット」の指導などで数々の会社を自走できる組織へと導いてきた前田康二郎氏だ。この6月に出版した『つぶれない会社のリアルな経営経理戦略』(クロスメディア・パブリッシング)他、多数の著書で持論を展開する前田氏に、これからの経理が向かうべき方向について伺った。