執筆者情報
平田 智彦
(ヒラタ トモヒコ)
株式会社ziba tokyo 代表取締役
愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻を卒業後、キヤノン株式会社にて映像事務器デザインを担当。1989年より株式会社ブリヂストンにてプロダクトデザイン業務、VI計画等に従事したのち、アメリカに赴任し、在任中にzibaUSの業務を兼務。帰国後、ブリヂストンデザインセンターがAXISと合併したことを契機に、AXIS内にプロダクトデザイン室を創立し、多様なデザイン開発に携わる。2006年、ziba tokyoを設立。zibaUSのメソッドを日本で応用しながらデザイン開発全体をリードする組織の代表を務める。
執筆記事一覧
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クリエイティビティ再考
リサーチとデザインの懸け橋になる「リフレーム・インサイト」とは?(ziba tokyo平田智彦と大阪ガス行動観察研究所 松波晴人に聞く(後編))
イノベーション、すなわち新たな価値を生み出すための手法やクリエイティブツールが普及し、多くの現場で実践されている。しかしその一方で、成果につながっていないという現場も少なくない。イノベーションにつながらない理由は何だろうか。どうすれば創造的で革新的なアウトプットを出せるのだろうか。そのためにはクリエイティビティの本質を再認識する必要がある。ziba tokyo平田氏と大阪ガス行動観察研究所松波との対談から浮かび上がってくるクリエイティビティ・ワークで陥りやすい3つのポイント。前編では、そのなかで、2つのポイントを中心に議論された対談内容をお届けした。今回は、3つめのポイントとクリエイティブ・ワークに何が必要かを確認していきたい。
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クリエイティビティ再考
イノベーションに必要な「仮説生成型リサーチ」と「情報の統合」――リサーチ不要論は本当か(ziba tokyo平田智彦と大阪ガス行動観察研究所 松波晴人に聞く(前編))
イノベーション、すなわち新たな価値を生み出すための手法やクリエイティブツールが普及し、多くの現場で実践されている。しかしその一方で、成果につながっていないという現場も少なくない。イノベーションにつながらない理由は何だろうか。どうすれば創造的で革新的なアウトプットを出せるのだろうか。そのためには、まずクリエイティビティの本質を再認識する必要がある。ziba tokyo平田氏と大阪ガス行動観察研究所松波との対談から浮かび上がってくる陥りやすい3つのポイント。そこからクリエイティブ・ワークに何が必要かを確認していきたい。前後編の2回で、この3つのポイントを中心に語られた対談の内容をお届けする。