三菱総研DCSは、データ分析・機械学習・生成AI・ガバナンス・本番運用を日々の業務に取り入れられるユニバーサルAIプラットフォーム「Dataiku」の販売代理店契約を締結。新たなアナリティクスサービスの提供を開始する。
背景と狙い
近年、データの増加やAI技術の進化により、データに基づいた迅速な意思決定や高精度な予測などの、ビジネスへの適用が期待されている。しかし多くの企業は、データのサイロ化や、データサイエンス・AIに精通した専門人材の不足に悩まされている。さらに、大規模なデータ処理を行うには膨大なコストとリソースが必要であることも、データ活用が進まない要因のひとつ。
同社はこれらのデータ活用の障壁を取り除き、短期間でデータドリブン経営の基盤を構築し、組織のAI・データ活用能力の向上を目指すという。
同社はさまざまな業種業態のお客様に対して、データ利活用を通じた経営課題解決や事業目標達成に貢献してきた。AI時代を迎え、これまで培った知見やスキルを生かす次のステージを展開すべく「Dataiku」を活用したアナリティクスサービスの提供を開始すると述べた。
ユニバーサルAIプラットフォーム「Dataiku」について
ノーコードでもフルコードでも、ユーザーフレンドリーな操作が可能で、データ活用の専門家だけでなく専門知識のないユーザーでもデータ分析やAIモデルの構築と生成AIの活用が簡単に行えるプラットフォーム。
主な特徴
- 視覚的に分かりやすいインターフェース
- 関係者間でシームレスな連携を実現する豊富なコラボレーション機能
- APIやプラグインを通じ、多種多様な生成AIや外部システムとの連携が可能
- 柔軟でスケーラブルなデータ処理環境
- データ品質やセキュリティを維持しながら管理する、強力なガバナンス機能
同社は「Dataiku」導入から導入後の活用まで、ワンストップでソリューションを提供するとしている。
- データ駆動型のビジネス価値提供を支援
- 運用や業務の定着化まで一貫したサポート体制を構築
- 50社以上のデータ分析支援の実績と100名以上のデータサイエンティストによるサポート

「Dataiku」導入によるアナリティクスサービス利用イメージ
【関連記事】
・グッドパッチ、マーケティング戦略からアナリティクスまで包括支援 顧客体験が起点のソリューションを提供
・三井住友銀行と富士通、AIを活用したデータ分析ビジネス共創における基本合意書を締結
・三菱地所とNTTデータ、丸の内エリアに特化したAIコンシェルジュの提供を開始