電通と東京大学は、社会問題解決のモデルケースとなる新しいアイデアの創出と、その社会実装を通じて「異能クリエイティブ人材」を育成することを目的としたプログラム「INOU CREATIVE School」の開講式を、7月11日に東京大学 安田講堂で行った。
2025年3月に締結したパートナーシップ協定に基づく取り組みのひとつである本プログラムでは、東京大学のナレッジと電通のクリエイティビティの掛け合わせによって「異能クリエイティブ人材」を育成し、選抜したアイデアを電通が主体となってプロジェクト化することで、学生を含む産学協働で社会実装していく。

2025年度の第1期テーマを「東京湾を、世界一豊かな海に。」とし、参加学生は電通や東京大学の講師陣による講義や、海に関するさまざまなフィールドワークを通じて、アイデアの発想から実現までを学ぶ。電通は本プログラムにおいて、独自のクリエイティビティを生かした発想方法、企画の実現力・実装などを学び体験する機会を提供。なお、2026年度には新たなテーマを設け、2期目のプログラムを開始する予定だとしている。

