ローランド・ベルガーは、事業活動の継続性・安定性を高めるために取り組むべき経営課題と、その解決の方向性を紹介したレポート「いま求められるサプライチェーンリスクマネジメントとは?」を発表した。

本レポートではトランプ関税、スエズ運河の封鎖、コロナ禍でのロックダウン、新疆綿の不買運動、サイバー攻撃による生産停止などをリスクとして設定。これらのリスクにフレキシブルに対応できる「しなやかなサプライチェーン」の構築を推奨している。
また「サプライチェーンのリスクマネジメントにおける難しさは、調達先や納品先の事業活動が停止すると、自社の事業にも影響が及ぶ点にある」とし、事業活動の持続性・安定性を高めるためには、自社だけではなく取引先までを含めた対策が不可欠との見解を示した。
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