佐々木正悟
心理学的見地にもとづいた効率的な仕事ノウハウに定評があり、 書籍やオンライン連載の執筆の傍ら、「タスク管理」「時間管理」のコンサルタントとして活動。
海老名久美
Webメディアを中心に、書評やアプリレビューなどの記事を多数執筆。仕事のために、国内外のテック系ニュースを幅広くチェックしている。
Macはファイルやフォルダの操作が苦手?
佐々木「海老名さんは、Windowsも使っていますか?」
海老名「はい。やはり、仕事ではWindowsも必要になることが多いです。」
佐々木「WindowsとMacでは、ファイルやフォルダの扱い方が、少し違いますよね。その辺りはとまどったりしませんか?」
海老名「そうですね。まず、ファイルの拡張子が見えないと困るので、拡張子を表示するようにFinderの設定を変更します。」
佐々木「なるべく、余計なものは見えないようになっていますからね。」
海老名「El Capitanでは、Finderもだいぶ使い勝手が良くなりましたが、Windowsのエクスプローラーのような使い勝手のよさが欲しいので、Path Finderというアプリを使っています。不可視ファイルも見えるようになるので、便利なのです。」
Windowsから移行した人は必ず困る
(以下、佐々木)WindowsからMacへ移行して、なにが一番困るかというと、実は「エクスプローラーとFinderの違い」ではないかと思います。
エンターキーを叩くと、ファイルが開く代わりに、ファイル名の変更モードに変わるというのにもびっくりさせられましたが、「ルートディレクトリ」に当たる「Cドライブ」や「Dドライブ」に行き着く表示形式になってない、ということにも、佐々木は非常に驚かされました。
慣れればべつにどうと言うこともない、といえばそうなのですが、Windows時代が長ければ長いほど、突然「ドライブからこのファイルまでのリストが欲しい」というときにまごつくのです。
これは一例ですが、Finderを自分好みにカスタマイズするだけで仕事がはかどるようになるケースはたくさんあります。今回は、そのへんをまとめてお伝えしましょう。