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ビザスク、2025年人気ビジネス知見ランキングを発表 生成AI・M&A・セキュリティのニーズ増加

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 2025年12月18日、ビザスクは2025年に同社のナレッジプラットフォームでマッチングした約6万件のインタビュー案件をもとに、最新ビジネス知見と変化が大きい領域を示す4つのランキングを公開した。今回発表されたのは、「2025年人気ビジネス知見TOP10(国内・海外)」「2024→2025年でニーズが増えた知見TOP10(国内・海外)」、および「ビザスクpartnerにおける人気依頼テーマTOP10」だ。

2025年人気ビジネス知見TOP10(国内)

 2025年の国内ランキング1位は「人事・組織・採用」だった。人的資本開示の本格化や深刻な人手不足、働き方の多様化などを背景に、「人事制度改定」「HRBP体制構築」「タレントマネジメント」「組織風土改革」など、組織づくりの実務知見を求める傾向が拡大した。また3位には「IT」が入っている。生成AIの普及を受け、クラウド移行や基幹システム刷新、データ基盤整備、セキュリティ強化など、AI時代に対応可能なIT土台をどう作るかが重視されている。そのほか、日本の主要産業がランキング上位に並び、「他社の現場を学ぶ」ニーズが高まっていることがわかった。

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2024→2025年でニーズが増えた知見TOP10(国内)

 ニーズ増加ランキングでは、「生成AI」(前年比1.64倍)がトップとなった。企業の利用率向上や技術進化にともない、「生成AI事業の立ち上げ」「業務改善への具体的活用」「全社的なルール設計」などより踏み込んだテーマが増えている。2位「小売・流通」(前年比1.19倍)はインバウンド需要の拡大、物価上昇、店舗オペレーション改革など、消費行動の変化に即した知見を求める動きが要因。3位「M&A・事業承継」(前年比1.14倍)は、後継者不足、金利・物価環境の変化、事業ポートフォリオの見直しなどを背景に、「M&Aをどう活用するか」「PMIや組織統合をどう進めるか」といった相談が増加した。4位「セキュリティ」(前年比1.10倍)はサイバー攻撃や情報漏えいを受け、経営レベルでの危機管理の重要性が増したことが影響している。

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2025年人気ビジネス知見TOP10(海外)

海外人気ランキングの1位は「自動車・モビリティ」。EVシフト、バッテリー供給網、車載ソフトウェア化に加え、欧州・中国・北米のOEMやサプライヤーの動向を把握したいニーズが急増している。2位以下には「素材・化学」「エネルギー」「製造・生産技術」「半導体」「通信・インフラ」などが並び、GX(脱炭素)・電動化・データセンター需要・AI普及を背景に、産業アーキテクチャそのものが大きく変わりつつある領域として注目されている。

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2024→2025年でニーズが増えた知見TOP10(海外)

海外では、「農業・一次産業」(前年比2.60倍)が最もニーズ増加。気候変動や食料供給環境を受け、アグリテックやスマート農業など海外の新技術活用例に注目が集まる。2位「新規事業」(前年比2.46倍)、3位「公共政策」(前年比2.29倍)も、結果に直結するノウハウやデジタル政府・投資誘致モデルに実務的関心が集まっている。

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ビザスクpartnerにおける人気依頼テーマTOP10

「ビザスクpartner」での人気テーマでは、「事業化検討」「顧客開拓(人脈営業)」「経営戦略」が上位。新規アイデアを実際に事業としてスケールさせるための伴走ニーズが高まっていることがわかった。

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Biz/Zine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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