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PwC Japan藤川氏、ボストン コンサルティング グループ平井氏に聞く、2026年の注力テーマ

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テクノロジーによる事業変革が加速し、経営とデジタルの融合が不可避となった今、変革の伴走者であるコンサルティングファームは現状をどう捉え、次なる一手をどう描いているのでしょうか。Biz/Zine編集部は、各社にメールインタビューを実施。2025年の振り返りと、2026年の「経営×デジタル」の展望をうかがいました。今回は、PwC Japanグループとボストン コンサルティング グループのコメントをご紹介します(掲載は五十音順)。

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新たな価値サイクルを確立(PwC Japanグループ)

2025年の象徴的な取り組みを振り返って

 2025年は、PwC Japanグループが新たなビジネスモデルの確立に向けて大きく踏み出した、重要な転換点となる一年でした。激動の社会環境の中で、未来の産業における価値の設計図となる「産業アーキテクチャ」を戦略の中心に据え、第一弾となるスマートモビリティ総合研究所を設立。産業の未来像を具体的に描き始めました。

 さらに、企業変革を構想から実行、そして成果創出まで一貫して支援する体制を強化すべく、マネージドサービスを担う新法人「PwCビジネストランスフォーメーション合同会社(以下、PwCビジネストランスフォーメーション)」を立ち上げ、クライアントに伴走し続けるための基盤を整えました。

 また、技術革新が産業構造を絶えず刷新する中、最新のAIにより未来の事業運営のあり方を形にするため、AIエージェントの迅速なプロトタイピングを担う開発組織「AI Factory」も設立しました。

 産業アーキテクチャで「正解だ」と信じられる未来を描き、AI Factoryでいち早くプロトタイピングし、PwCビジネストランスフォーメーションで成果創出まで伴走するという、新たな価値サイクルを確立した一年でした。

PwC Japanグループ チーフ・AI・オフィサー兼データ&AIリーダー 藤川 琢哉氏

PwC Japanグループ
チーフ・AI・オフィサー兼データ&AIリーダー
藤川 琢哉氏

十数年に亘りデジタル領域のコンサルティング業務に従事。AI・データアナリティクスをはじめ、サイバーセキュリティ、プライバシー、ITインフラストラクチャなどデジタル領域の幅広い専門性を有する。デジタル先進企業のアカウントリードを長年経験し、様々な業界向けにデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するかたわら、PwC Japanグループのチーフ・AI・オフィサーとして日本におけるPwCメンバーファームのビジネスプロセスのAI変革もリードする。

AI活用は「Deploy」から「Reshape」へ(ボストン コンサルティング グループ)

2025年の象徴的な取り組みを振り返って

 返す返すも、2025年は「AI」に尽きる一年でした。年の前半には生成AI、そして後半にはAIエージェントが注目され、大企業のCEO(最高経営責任者)やCXO(経営幹部)が、それらを戦略的にどう活用すべきか真剣に議論しました。業界を代表する企業群は100億円規模を超える投資も辞さない強いコミットメントを示し、AI活用が本格的に動き出した節目の時期だったと言えます。

 ボストン コンサルティング グループでは、企業がAIで価値を生み出すプロセスを「Deploy(導入して利用する)」「Reshape(オペレーションに組み込んで抜本的な効率化を図る)」「Invent(そこから新しい価値を生み出す)」の三つの類型で整理しています。この一年で、ほぼ全ての大企業が「Deploy」を実行し「Reshape」と「Invent」にもいよいよ本腰を入れ始めています。

 先端企業は早くも一定の成果を上げ始めています。また、政府のAIガイドラインの整備や社会的受容性の高まりなども後押しとなり、わずか一年で従来のデジタル時代の五年分に匹敵する変化が起きたと感じるほど、尋常ではないスピードでAIの社会実装が進みました。

ボストン コンサルティング グループ BCG マネージング・ディレクター&シニア・パートナー、BCG X 北東アジア地区リーダー 平井 陽一朗氏

ボストン コンサルティング グループ
BCG マネージング・ディレクター&シニア・パートナー、BCG X 北東アジア地区リーダー
平井 陽一朗氏

三菱商事を経て2000年にボストン コンサルティング グループ(BCG)に入社。その後、ウォルト・ディズニー・ジャパン、オリコンCOO、ザッパラス社長兼CEOを経て、2012年にBCGへ再入社。2016年にBCGデジタルベンチャーズ東京センター(現BCG X)を立ち上げ、同年よりジャパン・ヘッド、2021年からはアジア・パシフィック地区のヘッドとして組織をリードした。現在はBCG X北東アジア地区のリーダー。

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今こそAIファーストの経営改革を(PwC Japanグループ)

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