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ホラクラシー経営を支える「自然の摂理」と「市場の原理」に逆らわない制度設計

ダイヤモンドメディア 武井浩三氏 × Lean Startup Japan 和波俊久氏 対談第2回

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ベーシック・インカムと「市場の原理」で給与を決める

和波:
 では、給与はどう決めるんですか?

武井:
 『「自然の摂理」に従い、誰かが一方的に決めることのないように』ということを実践しようとするうちに、個人の納得感ややりがいだけでなく経済合理性を伴っていないと成り立たないということが分かってきました。今は生活を保証するためのベーシック・インカムと、僕たちが「実力給」と呼んでいるものの組み合わせで給与が決まります。
 「実力給」の部分は「市場の原理」に委ねます。半期に1度、全員の今の給与をオープンにした上で7〜8人のグループに分けて、それぞれ妥当な額を話し合って決めてもらうんです。ただ、それを積み上げていくと最適な値に着地しないこともあるので、全体の予算感は持っています。会社全体の利益、今のビジネスモデル、業界の給与水準などに基づいて、今のうちの業態だと売上の45〜55%くらいの人件費が妥当だと。それぞれが話し合ったものを持ち寄って全体の予算感に照らし合わせてみてから、再度グループで話し合うというサイクルを2回転すると、納得感があって予算にも合う金額に落ち着くんです。

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