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ホラクラシー経営を支える「自然の摂理」と「市場の原理」に逆らわない制度設計

ダイヤモンドメディア 武井浩三氏 × Lean Startup Japan 和波俊久氏 対談第2回

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ホラクラシーで会社は筋肉質になる

和波:
 各自の「実力給」は、どういった要素で上下するのでしょう?

武井:
 欧米では業務に対して値段が付いている「職務給」、日本では本人の職務遂行能力に応じて決まる「職能給」や「能力給」などが一般的ですが、僕らが「実力給」と名付けたのは、その人のやっていることや生み出す成果に対してではなく、その人の存在価値みたいなものに対して普遍的な給与体系にしたいと考えたからなんです。
 これはホラクラシーの中でもかなり重要なところで、一定期間の成果を評価するということがないから、「今はこういう仕事をしているけれど、ちょっと別のこともやってみたい」といった挑戦がしやすいんですね。通常の会社は給与とポジションが連動しているので、例えばプレイヤーからマネージャーになると、給料が上がります。1回上げたら下げにくいですから、ポジションを変えることに対してすごく慎重にならざるをえない。でも、うちは給料が変わらないですから「やりたいならやってみれば」と。それによって「実力が上がったな」とみんなの評価が変われば、後で給料を上げればいい、という考え方です。

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