SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineブックレビュー (AD)

ペンと紙で実践する瞑想「ゼンタングル」を始めよう――単純な模様を描くだけで瞑想できる新メソッド

新刊紹介:『ペン1本で心が落ち着くゼンタングル描き込みBOOK』

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 一つのことに集中しているとき、私たちは無心になっています。それをアートの技法に結びつけたのがゼンタングルです。単純なパターンを描き続けることで、瞑想状態になれるというのです。今回、翔泳社が7月4日に刊行した『ペン1本で心が落ち着くゼンタングル描き込みBOOK』から、ゼンタングルの基本となるタングル(模様)を紹介します。ぜひペンと紙を用意して、挑戦してみてください。

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 ゼンタングル認定講師として活動するダヌコンダ真理さんによる入門書、『ペン1本で心が落ち着くゼンタングル描き込みBOOK』が7月5日(火)に刊行となりました。アメリカを中心に流行しているゼンタングル、皆さんもやってみませんか?

 そもそもゼンタングルとは、単純な「タングル(模様)」を描いて作品を作り上げるアートの技法であり、その実践の最中に瞑想状態になることができる「禅」でもあります。じっとしたまま精神統一するタイプの禅が苦手な方でも、ペンで線を描き続けることはできるのではないでしょうか。その結果は一つの作品となり達成感が生まれ、その過程は瞑想状態のためさまざまな効果が得られます。

 今回はゼンタングルのお手本と基本的なタングルを紹介しますので、ちょっとした隙間時間に挑戦してみませんか? 本書にはもっとたくさんのタングルや作品が収録されていますので、面白いと感じた方はぜひ手に取ってみてください。

基本のステップになれる(1)

手本1

 まずはこの手本を目指して基本的なタングルを習得しましょう。ここでは4種類のタングルが使われています。描くときには次の4項目を意識してみてください。

・まずは深呼吸して体の力を抜こう。
・上手に描こうと思わず、楽しもう!
・タイルを回しながら、描きやすい方向から描こう。
・急がず、線の1本1本に集中して、丁寧に描こう。

タングル1

 これら4種のタングルを1枚のタイル(9cm×9㎝の紙)に描いていきます。手本をよく見ると、下の図のように区切られているのが分かります。この区切り線をストリングといいます。

区切り11 クレセントムーン
2 ホリバー
3 ティップル
4 フルークス

 まずはこのストリングを鉛筆で紙に描きます。そしてペンに持ち替えて、それぞれのセクションをタングル(模様)で埋めます。これが基本ステップです。

基本のステップになれる(2)

手本2

 少し難しいタングルもあります。何度も描けば慣れていくはずです。

タングル2

 今回の手本もタングルごとに区切られています。まずはタイルにストリングを入れて、そこにタングルを描き込んでいきましょう。

区切り21 ミスト
2 ワーブル
3 エンゼッペル
4 クレセントムーン(P23)
5 キーコ

タングルを対称に配置する

手本3

 手本がさらに複雑になってきました。絵を描くのが苦手な方は見ただけで怯んでしまうかもしれませんが、これは3種類のタングルしか使われていません。パターンを掴んでできるだけ考えないで描くのがコツです。

タングル3

 これもストリングは単純です。タイルを区切ったら、描き込み開始です。

区切り31 ドゥーループ
2 フラックス リックのバージョン
3 プリンテンプス

 いかがでしたでしょうか。時間がかかるものもあったかもしれませんが、線を描いているときはとても集中していたかと思います。それが瞑想と同じ状態なのです。

 もっと多くのタングルを習得できれば、本当にアートのような作品を作ることもできます。瞑想とアートが組み合わさっているという言葉どおりのゼンタングル、楽しめた方はこれからも続けてみてください。

ゼンタングル例
こんな本格的な作品を作ることもできてしまいます。

ペン1本で心が落ち着くゼンタングル描き込みBOOK

Amazon SEshop その他

ペン1本で心が落ち着くゼンタングル描き込みBOOK

編著:ダヌコンダ真理
発売日:2016年7月5日(火)
価格:1,296円(税込)


この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
Biz/Zineブックレビュー連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング