執筆者情報
渡部 拓也
(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。 MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
執筆記事一覧
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Biz/Zineブックレビュー
ビジネスモデルをデザインし直す時代に求められる人材とは──佐藤可士和と服部元が語るデザインアート思考()
これからのビジネスにおいて、カスタマーへの共感を重視する「デザイン思考」とアーティストの価値観から出発する「アート思考」を組み合わせた「デザインアート思考」の必要性を説くのが、御茶の水美術専門学校を運営するOCHABI Instituteの理事である服部元氏。そのエッセンスが語られた『デザインアート思考』(翔泳社)より、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏との対談「ビジネスでこれから求められる人材とは」を抜粋して紹介する。
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Biz/Zineブックレビュー
「無敵の会社」のビジネルモデルとは? タッパーウェア、DiDi、IKEAに学ぶ()
時代に取り残されず、将来への変革と現状への最適化を同時に続けられる企業になるにはどうすればいいのか。そのためのビジネスモデルとフレームワークを解説した本が、『ビジネスモデル・ジェネレーション』の著者陣が新たに書き起こした『インビンシブル・カンパニー』(翔泳社)だ。本書ではイノベーションとカルチャー(企業文化)を育む先進的な企業の事例が挙げられている。今回はその中からタッパーウェア、滴滴出行(DiDi)、IKEAが持つ強みを紹介する。
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Biz/Zineブックレビュー
アイデアを検証するための仮説をどう作る?検証ツールを網羅した『ビジネスアイデア・テスト』()
立案したビジネスアイデアが本当に成功するかどうかを確かめるにはどうすればいいのでしょうか。この疑問に対して44個の検証ツールを提供する『ビジネスアイデア・テスト』が、翔泳社より発売となりました。本書は『ビジネスモデル・ジェネレーション』シリーズの最新刊であり、ビジネスモデル・キャンバスやバリュー・プロポジション・キャンバスを用いてビジネスアイデアの有効性をテストする手法が解説されています。今回は本書から、ビジネスアイデアの前提を検証可能な仮説にするメソッドを紹介します。
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Biz/Zineブックレビュー
大手投資会社ブラックストーン・グループの創業者が明かす、採用面接を成功させる8つの心得()
数千億ドルを運用する大手プライベートエクイティ投資会社、ブラックストーングループの会長兼CEOであるスティーブ・シュワルツマン氏が創業のストーリーを語った『ブラックストーン・ウェイ』(翔泳社)。本書では挫折から始まった同社がいかに成功を収めていったかが説得力のある言葉で綴られている。当然、成功には人材が重要となるが、シュワルツマン氏はどのように採用を行ってきたのか。今回は本書からシュワルツマン流の「採用面接を成功させる八つの心得」を紹介する。
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Biz/Zineブックレビュー
賞味期限の切れたビジネスから脱却するための「ビジネスモデル・キャンバス」の使い方とは()
ベストセラー『ビジネスモデル・ジェネレーション』で提案された、ビジネスモデルを創造し改善するためのビジネスモデル・キャンバス。組織改革やチーム力の強化、個人のキャリア形成にも応用が可能ですが、その原点となる利用方法はやはりビジネルモデルの革新にあります。今回はキャンバスを実践で活用するための方法を解説した『ビジネスモデル・キャンバス徹底攻略ガイド』より、既存ビジネスから脱却するためにキャンバスをどのように利用すればいいのかを紹介します。
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Biz/Zineブックレビュー
会計思考が経営を左右する──小規模事業を例に、P/LからKPIをマネジメントする方法()
ビジネス戦略を構築し、分析するには現象を数字から捉えることが不可欠です。そのために役立つのが会計思考ですが、会計の重要性を理解しながらもうまく活かせていない方が多いのが実情です。Biz/Zineを運営する翔泳社では、そんな方が会計思考をビジネスに落とし込んでアウトプットができる『【図解】会計思考を使ってビジネス戦略・分析ができる本』を発売。今回、本書から個人・小規模事業(飲食店)を例にP/LからKPIをマネジメントする方法について紹介します。
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Biz/Zineブックレビュー
情報銀行で社会とビジネスはどう変わるのか? 生活者自身が個人情報を管理する時代へ()
GDPR(EU一般データ保護規則)や国内での個人情報保護法の改正、プラットフォーム大手各社によるCookie利用の制限など、ビジネスにおいて生活者やユーザーのパーソナルデータをどう扱うかに焦点が集まっています。サードパーティデータの終焉が言われ、今後は企業ではなく生活者自身が情報を管理する流れに。そこで注目されているのが、生活者がみずから自分の情報を預ける情報銀行。情報銀行は企業にデータを提供し、生活者はその対価を得られるこの新しいビジネスモデルについて『情報銀行ビジネス参入ガイド』から解説します。
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Biz/Zineニュース
翔泳社の電書が50%オフ、5/10まで『デザインシンキング・プレイブック』や『異端会議』などが対象()
Biz/Zineを運営する翔泳社では、5月10日(日)まで電書が50%オフとなる新生活応援セールを実施しています。通販サイトSEshopではPDF版が50%ポイント還元となります。
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Biz/Zineブックレビュー
レッドオーシャンを外して勝てる経営者の情報収集術とは? 『アウト・オブ・フォーカス』より()
ベンチャー企業にとって大企業と同じフィールドでビジネスを行うのは至難の業、そこで必要なことはわずかにピントをずらして新しい価値を作っていくことだ。その考え方を、INDETAILの代表取締役CEOの坪井大輔氏は著書『アウト・オブ・フォーカス』にまとめている。今回は本書の「第1章 経営者」から、経営者がすべきこと、特にアウト・オブ・フォーカスを実現するための情報収集について語られたパートを抜粋して紹介する。
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Biz/Zineニュース
2/20までKindleで50%オフ、『イノベーションのジレンマ』など翔泳社の電書がセール中()
Biz/Zineを運営する翔泳社では、2月20日まで、Kindleなど各ストアで電書が50%オフとなる「翔泳社祭 2020」を実施。刊行中の1100点以上が対象となります。
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Biz/Zineブックレビュー
北海道でITベンチャーを起業した坪井大輔がその思想と経営術を解説、『アウト・オブ・フォーカス』発売()
話題となった『WHY BLOCKCHAIN』の著者で、北海道からブロックチェーン事業で世界展開を進めるインディテールを経営する坪井大輔氏。2月7日(金)、Biz/Zineを運営する翔泳社より、坪井氏の経営の底流にある考え方にもとづいた経営ノウハウを解説する『アウト・オブ・フォーカス』を発売した。
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Biz/Zineブックレビュー
DXでビジネスも働き方も変わる チームスピリットの荻島浩司が見据える激変の時代の生き残り方()
1月14日(火)に翔泳社より発売となった『サブスクリプションシフト』。バックオフィスツールを提供するチームスピリットの創業者、荻島浩司氏が手がける本書では、DX(デジタルトランスフォーメーション)によってビジネスや働き方がどのように変化していくのかが語られている。書名にあるとおりサブスクリプションが中心テーマに据えられているが、これはサブスクリプションがDX時代を牽引するビジネスモデルであるためだ。今回は萩島氏にうかがった本書のポイントと、「はじめに」を抜粋して紹介する。
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Biz/Zineブックレビュー
DXの核心は価値を基軸にした事業のサービス化にある 『サブスクリプションシフト』発売()
デジタルトランスフォーメーション(DX)の時代が到来し、ビジネスの形も変化しつつある。その中核にサブスクリプションがあると唱えるのが、翔泳社から1月14日(火)に発売となった『サブスクリプションシフト』の執筆者である荻島浩司氏だ。本書では、DXが実現されていく世界を見据え、どのようにこのチャンスを活かしてビジネスや働き方を変革していくべきかが語られている。
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Biz/Zineブックレビュー
すでに成功した企業であることがイノベーションのアキレス腱、好業績のときに変化できる組織になるには?()
企業の持続的な成長にはイノベーションが欠かせないが、それはビジネスの世界は刻一刻と変化し続けているからだ。しかし、現在成功を収めている企業ほどそれが自社には関係ないと否定してしまう──『イノベーションの攻略書』(翔泳社)ではそう指摘されている。では、既存企業が危機的状況やカリスマを待たずともイノベーションを起こし続けるにはどんな考え方が必要なのか。同書から抜粋して紹介する。
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Biz/Zineセミナーレポート
なぜサービスの時代にデザイン思考が有効なのか?今津美樹が語る実践のための第一歩()
今や常識ともなりつつあるデザイン思考を正しく理解し活用できているかと訊かれると、はっきり答えられない人もいるのではないだろうか。そうした人に向けて、デザイン思考をアクションに落とし込む手法を解説したのが『デザインシンキング・プレイブック』(翔泳社)だ。去る10月25日、本書の内容を噛み砕いて紹介する刊行セミナーが青山ブックセンター本店で開催された。登壇したのは翻訳を手がけた今津美樹氏。セミナーでは、多くの講演や研修を行う今津氏が今すぐデザイン思考を活用するためのポイントについて語ってくれた。
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Biz/Zineブックレビュー
イノベーションこそ持続的な成長の要、既存企業が取り組むための『イノベーションの攻略書』()
資金や人員などリソースを見ればイノベーションに有利なのは既存企業のように思えるが、どうしてたいてい失敗しスタートアップに市場を席巻されてしまうのか。その原因は培ってきた「確実な手法」をイノベーションに当てはめてしまうからだ。翔泳社が11月6日に発売した新刊『イノベーションの攻略書』では、既存企業がその問題を乗り越えイノベーションに取り組むための知識とツールについて解説している。
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Biz/Zineセミナーレポート
ティール組織の実現に必要なことは「ルーツと日常を辿り、いかに自分の問いを持つか」()
10月9日、代官山 蔦屋書店にて『思考法図鑑』の刊行を記念し、著者・小野義直氏と『実務でつかむ!ティール組織』の著者・吉原史郎氏によるトークセッションが開催された。時代と働き方が変わりゆく中、個々人が組織においていかに生きていけばいいのか。自分の問いを持つことが重要だと話す小野氏と、日常の振り返りが欠かせないと語る吉原氏。対談は2人のルーツを省みるところから始まった。
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Biz/Zineブックレビュー
デザイン思考を実践するための『プレイブック』から、ユーザーニーズの見つけ方を解説()
デザイン思考をいかに実践するか。その大きな課題を解決してもらうべく書かれたのが、スタンフォード大学の機械工学デザイン科教授であるラリー・ライファー氏を始めとした専門家による『デザインシンキング・プレイブック』(翔泳社)だ。今回、本書からデザイン思考を活用するうえで要となるユーザーのニーズを発見する方法について紹介する。ピーターとプリヤというペルソナが登場し、彼らの課題に沿って方法論が解説されていく。
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Biz/Zineブックレビュー
デザイン思考の最適な実践術を解説 『デザインシンキング・プレイブック』発売()
これからのビジネスにはもはやデザイン思考が不可欠だと言われている。しかし、中にはその重要性や可能性については知りながら、実際にどのように習得し利用すればいいのかわからず、戸惑っている人もいるかもしれない。翔泳社ではそうしたデザイン思考を明日から実践していきたい人のために、『デザインシンキング・プレイブック』を9月25日に発売した。
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Biz/Zineブックレビュー
画一化から個別最適化へ テクノロジーが可能にした「デフレーミング戦略」とは()
これまで規模の経済を支えてきた画一化された商品が受け入れられなくなり、個人の感性やライフスタイルに合わせて最適化された商品を提供するビジネスが隆盛しつつある。情報経済学などの分野で実績を残してきた高木聡一郎氏は、画一化という枠を破壊し内部要素をパーソナライズする手法をデーフレミング戦略と呼び、今後ビジネスにおいて欠かせない視点になると唱える。今回、高木氏の考えをまとめた『デフレーミング戦略』(翔泳社)より、「第1章 「画一性による規模の経済」の終焉」を抜粋して紹介する。