伊予銀行の地域創生のための電子地域通貨プロジェクトは、第一弾として2018年2月から約3ヵ月間おこなわれる。今回は伊予銀行の本店役職員約400人を対象に、電子地域通貨「IYOGIN Co-in」を使用して実証実験を行う。
電子地域通貨の導入はスマートフォンアプリを活用し、顧客にタイムリーでメリットのある情報発信やスマートな決済サービスの提供により地域の需要を喚起するもので、地域経済の活性化および金融サービスの向上を目的としている。
今後はこの実証実験を通じて、技術、セキュリティ、法制度や運用面における課題を抽出・検証して本格的な導入を目指す。なお、「IYOGIN Co-in」には、アイリッジの電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を採用する。
アイリッジの電子地域通貨プロジェクトは、飛騨信用組合、ハウステンボスに続き、第三弾の取り組みとなる。
実証実験の概要(予定)
・対象者 :伊予銀行の本店役職員(約400人)
・期間 :2018年2月16日(金)から約3ヶ月間
・対象店舗:伊予銀行本店内の食堂、近隣飲食店
・想定金額:一人一月当たり1万円
・通貨名称:「IYOGIN Co-in」
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