2026年2月9日(米国時間)、Workdayは、共同創業者でありExective Chairを務めていたアニール・ブースリが最高経営責任者(CEO)に復帰したことを発表した。これにより、ブースリはWorkdayの共同創業者、CEO兼会長となる。今回の経営トップ交代は、急速に進化するAI時代におけるリーダーシップ強化と、新たな成長段階への移行を目的としている。
前任のカール・エッシェンバックは、グローバル展開の拡大、業界領域の拡張、オペレーションの規律強化を推進するなど経営に貢献したが、CEOおよび取締役を退任する。今後はCEOの戦略アドバイザーとしてブースリおよびWorkdayを引き続き支援する予定である。
WorkdayのVice Chair 兼 Lead Independent Directorであるマーク・ホーキンスは、「ブースリとデイブ・ダフィールドが創業時から掲げてきた『働き方は変えられる』という信念、そしてAIを中核に据えた次の成長段階を率いるリーダーとして、ブースリのビジョンと同社カルチャーへの理解が重要である」と述べている。また、エッシェンバックのリーダーシップとオペレーション強化への貢献についても感謝を示した。
ブースリは、「Workdayは創業以来、極めて重要な転換点にある。AIはSaaSを上回る変革をもたらし、次世代の市場リーダーを形づくる。今後はPresident, Product & Technologyのゲリット・カズマイヤー、President & Chief Commercial Officerのロブ・エンスリンと連携し、組織を牽引していく」とコメントしている。
エッシェンバックは「過去3年間CEOを務め、オペレーションの規律強化、グローバル展開の拡大、AI基盤の整備など多くの成果を上げることができた。今後も戦略アドバイザーとして会社を支えていく」と述べた。
今回の人事は2027年度の開始に合わせて実施され、ブースリが既にCEOに就任している。あわせて、Workdayは2026年度第4四半期および通期の業績見通しについて従来の発表内容を再確認した。なお、これらの見通しは監査前の暫定的な財務情報などに基づくものであり、通常の決算手続により変更される可能性もある。最終的な決算は、2026年2月24日に発表予定である。
Workdayは人事、財務、エージェント分野のエンタープライズ向けAIプラットフォームを提供しており、11,000社以上が導入している。今後もAI時代に対応した経営基盤強化と成長を目指す方針である。
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