シェフラー、ハノーバーメッセでインダストリー4.0を紹介、戦略ビジネスセンター新設も発表

 シェフラーは、4月23日~27日に開催中のハノーバーメッセで、ドライブ技術や物流、地域インフラの各アプリケーションに合わせてカスタマイズした実施済みのプロジェクトを用いて、4.0ソリューションについて紹介する。同時に、インダストリー4.0のために戦略ビジネスセクターを新設することを発表した。

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[著] BizZine編集部

[タグ] インダストリー4.0

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 シェフラーは、何年にもわたって製造分野のさまざまなドライブ技術にメカトロニック部品を開発してきた。これらの部品は、新しい機能やビジネスモデルを実現するセンサーシステム、アクチュエーター、制御ユニット、およびソフトウェアを搭載しており、インダストリー4.0を「実現するもの」としている。

 シェフラーの「Smart EcoSystem」では、スマート部品、実績のある可視化・分析ツール、サービスを統合したITインフラを提供するという。

 また、インダストリー4.0のために新設する新しいビジネスセクターは、デジタル化によって可能なメカトロニクスおよびサービスビジネスの資源、専門知識、活動すべてを統括する。今年中に、従業員数が約300人になるまで部門を拡張し、特にソフトウェア開発とデジタルサービスに従事する人員を増加する予定だという。

 このビジネスセクターの重要業務は、関連する製品・サービス、セクター特有のソリューションパッケージ、ビジネスモデルの新規または追加の開発になる。今後、インダストリー4.0の製品やソリューションはすべてシェフラーブランドの下で供給されるようになり、特別なセールスチームが相談サービスを提供していく。

 ハノーバーメッセのシェフラー展示ブースでは、次のような参考プロジェクトを紹介することによって、OEMメーカー、工場のオペレーター、製造業サービス会社などが、どのようにしてシェフラーのメカトロニック製品やスマートサービスを活用して、製品やプロセスの価値を最適化し、高めることができるのかを提示するという。

 ・安定した給水を確保するために不可欠な機械の状態監視と潤滑機能の両方を備えた完全なソリューションを用いて、給水ネットワークの信頼性のある運転を保証。

 ・物流ソリューションの提供業者と連携して、最新の物流センターで運営上重要な機械にインテリジェントなメンテナンスシステムを導入。

 ・オランダのある製造業サービス会社は、顧客機械のメンテナンスのために、シェフラークラウドと「ConditionAnalyzer」デジタルサービスの連携を利用している。

 ・大手ギアボックスメーカーは、クラウド間コミュニケーションを利用して、シェフラーの軸受に関する専門知識をシステムの監視と制御に生かしている。

 シェフラーグループは、自動車および産業機械の分野における世界的なサプライヤーで、エンジン、トランスミッション、シャーシなどに使用される高精密部品とシステム、およびさまざまな産業用機械に対するころがりおよびすべり軸受ソリューションに産業に貢献しているという。