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INNOSIGHT流イノベーションの興し方

イノベーターの“モノサシ”がなぜ必要なのか?

第1回

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あなたがイノベーターである必要ない
イノベーションチームに必要な特性

イノベーターの“モノサシ”がなぜ必要なのか(1)-まずは自分を知ろう

  • 自分はアイデアマンだ。
  • 人とは違った発想ができるが周りが分かってくれていないだけだ。
  • 新しいアイデアを生む自信が持てない。
  • 新しい仕事に取り組むときに慎重になってしまう。

 これらの気持ちはいずれもイノベーターとしての自己認識です。自己認識そのものは、自分のことを知るうえで重要なことです。自己認識を、さらに客観的に掘り下げることで強みへと変えることができます。たとえば、「Innovator’sDNA」診断では、「私は積極的に実験をしながら新しいアイデアを探しています」や「人々が製品やサービスとの関わり方を観察することから革新的なアイデアを得ます」といった設問があります。つまり、単にアイデアはリアルな実験に根差しているかどうか、人の観察をしているか、といった本質的な問いを通して成長への気づきが得られる内容になっています。

 「発見力」は先天的なものというよりは「行動特性」です。つまり、日頃の行動を良いクセに変えていくことができれば身につけることができるスキルセットです。具体的な気づきを通じて「発見力」を高めるきっかけにしてください。

イノベータ診断/iDNA▲図表2 イノベーションのDNA自己診断
http://www.indee-jp.com/page/idna

イノベーターの“モノサシ”がなぜ必要なのか(2)-メンバーを知る

  • イノベーターはオレと同じ“匂い”がするから分かる。
  • 新しいアイデアを持っていそうだが、変わった人だから信じていいか分からない。

 新しいビジネスを興す際には、人の力を借りざるを得ません。アップルのスティーブ・ジョブスとスティーブ・ウォズニアック、ソニーの井深さんと盛田さん、ホンダの本田さんと藤沢さんのように、多くの偉大な創業者たちは、タッグを組んで会社を興し、成長させました。

 ベンチャーならどういう人と組めばよいのか?どういう人たちを採用して成長させればよいのか?社内ベンチャーなら、どういう人とプロジェクトを進めればよいのか?どういったタイミングで、どのようなメンバーを誘い入れるのか?というのは重要な問題です。主観的になりがちな人材要件の代わりにInnovator's DNA診断で示された共通のモノサシを用いることで、チームの強み弱みを把握し、補完するようなメンバーを加えていくことができます。

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この記事の著者

津田 真吾(ツダ シンゴ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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