エナジー・ソリューションズは、2016年9月に「ドローンアイ」サービスを開始して以来、100カ所400MW以上の太陽光発電所の赤外線検査を実施してきたという。これまでの検査ではホットスポットの判別を目視で行い検査報告書を作成してきたが、大量の検査データに画像認識アルゴリズムを適用させたことで、短時間での高精度な異常モジュール検出が可能になる。
またMicrosoft Azure上の仮想環境で稼働するドローンアイIR解析ツールとの連携により、誰でも迅速・正確に検査解析を行えるようになり、これまで数時間かかっていた解析が3分で行えるようになったという。
本ツールを実装したドローン&クラウドソーラーモジュールIR検査サービス「ドローンアイ」の提供開始は2018年9月を予定している。
人工知能(AI)による自動解析ツールの特徴
- 2MWメガソーラーの解析が3分でできる
- 4パターンのモジュール異常に自動分類し解析結果を出力できる
- 解析結果をクラウドに保存し、検査結果報告書を即座に作成できる