三井不動産とセンスウェイは2017年11月より、IoTによる都市の課題解決を目的とし、柏市、東京大学、筑波大学の協力のもと、広域なIoT通信ネットワークを構築してきた。柏の葉キャンパスにおいても、センスウェイが提供するIoT通信ネットワークサービス(LPWA)のLoRaWAN™ネットワークが活用可能となっている。
今回、柏の葉キャンパスコミュニティ広場内のCOOL TREEおよび、柏の葉イノベーションキャンパス内のアクアテラスにIoTセンサーを新たに設置。IoTセンサーは、温度、湿度をセンサリングし、LoRAWANネットワークを活用して環境情報を発信するという。環境情報はクラウド上にあるデータプラットフォームに蓄積され、ウェブブラウザ上での可視化と管理の実現を目指す。
2018年内にはIoTセンサーの設置数を6か所まで増やし、環境情報のより一層の可視化および、取得したビッグデータを街づくりのための分析に活かしていくとしている。