この実証実験は、セコムが東京都杉並区で展開する「セコム暮らしのパートナー久我山」のサービス提供エリアで実施される。ユカイ工学のコミュニケーションロボット「BOCCO」を通じて高齢者に「コミュニケーションサービス」を提供するという。
この実証実験で使われる「BOCCO」は、家族間のコミュニケーション支援として開発されたコミュニケーションロボット。「BOCCO」および「BOCCO」と連動する「鍵センサ」や「人感センサ」などから得られる利用者の情報を、家族のスマホに通知することができる。
ユカイ工学とセコムは、この実証実験を通して、利用者の意見や感想、生活実態データなどを収集・分析することで、以下のような「コミュニケーションサービス」の実現を目指すとしている。
- 効果的なコミュニケーション方法(メッセージ内容・タイミングなど)の確立
- コミュニケーションをより活性化させるコミュニケーションロボットやセンサーの機能改善
- 多くの高齢者に「コミュニケーションサービス」を提供するための運用システムの構築