アメリカで実施された「Keysight 2018 State of 5G」によると、調査対象の企業の54%がすでに5Gテクノロジーを採用しており、46%が投資の主要な推進要因として、5Gライフサイクルの早い段階での市場リーダーシップの確立をあげた。また、回答者の3分の2以上が、5Gテクノロジーの開発または展開を加速する5Gテストソリューションを積極的に探していると回答している。
米国キーサイト Wireless Devices and Operatorsのバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるKailash Narayananは、「デバイスメーカーとサービスプロバイダーは、顧客の要求に対応し、市場リーダーシップを確立するため、5Gのテストツールや機能を早期に取り入れる必要があります。業界コンソーシアムや市場リーダーと緊密に連携し、深い専門知識を持つエンジニア、およびエンドツーエンド5Gテストソリューションを擁するキーサイトとの協調により、モバイル業界は、5G製品の設計開発と製品化を加速することが可能です」と話す。
キーサイトによる調査では、回答者の63%が、高い信頼性と低遅延が5Gテクノロジーの最大のメリットになると期待している。回答者は、5Gテクノロジーを実装する上位3つのメリットとして、ネットワークの高速化、IoTイネーブルメントの向上、コネクテッドカーの普及をあげている。