事業の成功までトライ&エラーを続けるために必要なものは?
「格闘家・須藤元気」ではミュージシャンにはなれないと悟った須藤氏は、名前とビジュアルイメージを変える必要があると考えた。また国内では受け入れてもらうのは難しそうだと考えて、海外を主戦場にすることにした。そこで格闘家から遠く、海外の人がイメージするステレオタイプな日本人の姿を選び、スーツとメガネを着用してWORLD ORDERの名前で活動をすることにした。臨場感があるなかでミュージックビデオを作るとおもしろいと考えて、街で撮影することに。折しもYouTubeが流行り始めたころだったため、動画を配信することにした。それが世界で受けて、WORLD ORDERの活動は軌道に乗った。このように、今のスタイルにたどり着くまでには、さまざまなトライ&エラーがあったという。
モデレーターの稲川氏は、起業家の世界にはトライ&エラーが多いと話す。シリコンバレーでは、企業評価額が10億ドル以上になるいわゆる「ユニコーン企業」になるのは、起業した18,000社に1社だと説明。トライ&エラーをするのは当たり前の風土があると説明した。