日本ユニシス、AIで従業員の生産性や安全性確保を実現する「健康経営プラットフォーム」実証を開始

 日本ユニシスは、企業が従業員の健康状態を把握、各個人の体調や体質の向上改善を促すことができる「健康経営プラットフォーム」の実証を東京地下鉄で開始すると発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] AI・機械学習

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 「健康経営プラットフォーム」の実証実験で日本ユニシスは、ヘルスケア関連のテクノロジー企業であるライフログテクノロジーの画像分析AIテクノロジーを駆使した個人向けヘルスケアアプリ「カロミル」を活用する。企業に勤める従業員が「カロミル」に食事の写真やバイタル情報を登録することで、企業が従業員の健康状態を把握し、各個人の体調や体質の向上改善を促すことができるようになるという。

 この「健康経営プラットフォーム」は、健康経営に取り組む企業を支援するだけでなく、個人向け商品やサービスを展開している企業が、顧客の健康行動や嗜好などを把握するためのマーケティング基盤としても活用可能だという。

「健康経営プラットフォーム実証」の概要

  1. 従業員が、食事や血圧計・体重計・身長などをスマホで写真撮影。撮影された食事や血圧計などの画像は「カロミル」の画像分析AI機能により、即座に高精度の判定率で、さまざまな栄養素数値やデジタル化されたバイタル数値に自動変換される。
  2. 「カロミル」に保有されたデータを蓄積、データの見える化を行い、セグメントごとのさまざまな情報を「健康経営プラットフォーム」上で統計データとして表示。
  3. 企業は「健康経営プラットフォーム」から提供された統計データをもとに、従業員の健康状況をリアルタイムで把握することにより、業務中の生産性や安全性確保のための施策に役立てる。

 日本ユニシスは、「健康経営プラットフォーム」と、企業の人事システムや健康保険管理システムといった基幹システムとの連携や、外部のヘルスケアサービスをAPIで接続することで、順次プラットフォームを拡大していくという。また、個人の日々の行動情報を活用した新たな顧客マーケティングや、人と産業のマッチングチャネルとしての活用、企業・住民への健康施策や地域活性化を推進する自治体へのサービス提供も検討するとしている。