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マクアケ、金融機関との連携が100社突破。クラウドファンディングによる事業性評価で地域経済活性へ貢献

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 日本最大級のクラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」を運営するマクアケは、連携する金融機関数が、全国の約4分の1にあたる100社を突破したことを発表した。

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 この連携により、各金融機関より取引先企業の紹介を受け、「Makuake」におけるクラウドファンディングの実施サポートを行う。取引先企業は「Makuake」を活用することで、ファンの獲得・プロモーション・マーケティング・資金調達をすることが可能となるとしている。

 マクアケにとっては、地域に根ざした金融機関との連携を深めることで、それまでリーチできなかった地域の事業者との接点をつくることができ、「Makuake」活用を促進するとともに、地域に根ざしたサポートを行うことが可能となると、その目的を語る。これまで金融機関からの紹介によって実施したプロジェクトは、累計500件を超えているという。

過去にMakuakeに掲載された金融機関からの紹介で実現したプロジェクト

  • 1974年に創業した日本のオーディオブランド「final」による、約3,500万円の調達に成功した「新しいイヤホン”Make"」プロジェクト
  • 2017年から3年連続で実施している「『京都祇園祭山鉾行事』応援サポーター募集」プロジェクト
  • 「幕末・維新150年」のキャンペーンにちなみ、大阪城天守閣と大坂屋(大関株式会社)のコラボレーションによって誕生した日本酒「語らいの酒 夢人(yumebito)」プロジェクト

など、新製品開発や新規事業などの新しい取り組みや、伝統ある行事や文化遺産、伝統工芸を後世に残すための取り組みに挑戦するようなプロジェクトが多い。

金融機関の「Makuake」との主な連携目的や背景

  1. 本業支援のため
  2. 地域活性のため
  3. 事業性評価に基づく融資判断につなげるため

 特に地域金融機関にとって大きいのが「事業性評価に基づく融資判断」だという。金融庁によって発表された「平成26事務年度金融モニタリング基本方針」により、金融機関はこれまで以上に事業性評価に基づく融資判断が求められるようになっている。「Makuake」でプロジェクトを実施することで、支援者数や支援金額、支援コメントなどの有益な情報を得ることができ、融資の判断材料につなげることが可能となるとしている。

 また、クラウドファンディングの実施によりファンの獲得・プロモーション・マーケティング・資金調達をすることが可能となり、取引先企業の本業支援にもつながることが、金融機関との連携が進んでいる背景だという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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