今回開発したシステムは、スポーツ行動認識AIを活用しスマートフォンで撮影した競技者の映像から65カ所の骨格点を抽出して競技者の動きを捉え、フォームや身体の使い方を認識し、分析することを可能にする。また、アクロディアが開発したセンサー内蔵型ボールを使い、ボールの速度や回転数、回転軸などのデータと競技者の動きを組み合わせ、競技者の動きがボールに与える影響などを分析。これによって、フォームの改善点などをアドバイスすることも可能となる。
また、システムの開発にともない、アクロディアは「TECHNICAL PITCH」に続くアスリーテック対応デバイスとして、センサー内蔵型サッカーボールを開発した。
アクロディアとKDDIは、2019年7月9日より、センサー内蔵型ボールなどのIoTデバイスから取得したデータを活用し、選手の技術向上に役立てることができる、スポーツIoTプラットフォーム「athleːtech(アスリーテック)™」の提供およびアスリーテック上に蓄積されるデータを活用したスポーツテックサービスを開始している。