2月~3月にかけての新型コロナウィルス流行が、チームの働き方に影響を及ぼしているか否かを聞いた質問では、「良い変化」があったという回答が19%、「悪い変化があった」という回答が25%、56%が「特に変化なし」と回答した。
「良い変化があった」の内訳では、「時差通勤」「テレワーク」といった、働く時間帯や場所の変更が上位となった。次いで「会議のムダに気づいた」「コミュニケーション方法にいろいろあることを知った」等、新たな気づきを得たという回答が見られた。
職位別には、部長課長クラスの「テレワーク」が目立った。
「悪い変化があった」と答えた人の理由には、「勤務やミーティングの調整が大変」「チームでうまく集まれない」「休んだ人のカバーが大変」等があがった。
職位別に見ると「チームでうまく集まれない」とする部長課長クラスの回答が目立つ。この層では「テレワーク」についても他層に比べより悪い変化とみる傾向もあり、「勤務やミーティングの調整が大変」「チーム内のコミュニケーションが取りにくい」等、結果としての弊害を感じている。