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領域別 テクノロジー活用トレンド

食領域でも拡大する「流通最適化」と「D2Cブランド」──4つの事例からトレンドを探る

食領域-3

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従来の販売モデルとD2Cモデルの違いとは?

 D2Cとは、「Direct to Consumer」の略であり、メーカーやブランドが自社で企画・製造した商品を、従来の小売業者などを介さずに、自社ECサイトなどの独自販売チャネルを通じて、直接(Direct)消費者(Consumer)に販売するビジネスモデルを指します。従来のSPAモデルとの違いとしては、販売や販促の主軸がネットであること、またブランドの世界観を重視しているという点が挙げられます。アパレルや日用品などの領域で先行しているD2Cですが、食の領域でも同様に様々なD2Cブランドが生まれています。

 その背景には、商品自体に価値を感じる“モノ消費”から、商品を通じた体験を重視する“コト消費”へと顧客の購買動機が移っていること、SNSの発達によってメーカーと顧客による双方向のコミュニケーションが可能になったことがあります。また、D2Cブランド向けに製造を請け負うOEMが増加したことで、ブランド立ち上げの難易度が下がり、多くの企業がD2Cブランドに参入しやすくなっていることも要因といえるでしょう。食領域でも、ODM企業による健康食品OEMに特化した新会社設立や、小ロットかつ安価に発注可能な製造業者の増加が見られます。

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阿部 傑(アベ タカシ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

田代 一馬(タシロ カズマ)

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米原 夕貴( ヨネハラ ユウキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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