SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

古河電工とJAXA、人工衛星用電源開発を通じた共創活動を開始

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 古河電気工業(古河電工)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」のもと、小型衛星向け次世代電気推進機(ホールスラスタ)用の電源開発を通じた共創活動を開始した。

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 今回の協創は、技術課題の一つであった「小型衛星の次世代ホールスラスタの軽量化・低コスト化」に向け、構成機器である電源に民生技術を活用することで課題解決を図るもの。古河電工が民生品開発で培ってきた熱設計技術や巻線設計技術、GaN(窒化ガリウム)パワーデバイスの研究等をベースに構築した電源の小型・軽量化技術と、JAXAが培ってきた宇宙環境下における放電制御技術などの研究成果を組み合わせることで、将来必要となる軽量化・低コスト化に係る要素技術の獲得を目指すという。

 古河電工は、地球観測・通信分野など衛星コンステレーションへの展開も視野に入れ、2025年度の軌道上実証(目標)、2026年度以降の次世代ホールスラスタ電源の事業化を目指す。JAXAは、民生技術の宇宙適用化にかかる検討を行うとともに、将来のJAXAミッションを支える次世代ホールスラスタへの適用可能性も探っていくとしている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング