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日産自動車と佐賀県武雄市、電気自動車を活用した防災力強化と脱炭素化に向けて連携

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 佐賀県武雄市と、日産自動車、佐賀日産自動車、日産サティオ佐賀は、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結した。

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 この協定は、武雄市で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与する電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源とした災害時の電力供給体制の構築と、EVの「走る蓄電池」としての価値の普及を目的としている。ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては、130件目の取り組みだという。

協定の概要と主な連携内容

  • 武雄市で災害を起因とする停電が発生した際、市が指定する避難所等に、日産の販売会社の店舗に配備している電気自動車(EV)「日産リーフ」を無償で貸与し、EVからの給電により、災害時にも避難所等で継続して電力が供給できる体制を整え、市民の生命及び身体の安全を守る。
  • 武雄市および日産自動車、佐賀日産自動車、日産サティオ佐賀は、平常時も電気自動車(EV)の普及促進を行うほか、市のイベントで使用する電力を電気自動車(EV)から供給することで、電気自動車の「走る蓄電池」としての活用を市へ積極的にアピールし、環境・防災意識向上を目指す。

 武雄市は今後、電気自動車から電気を取り出す可搬型給電器(3台)を導入する計画や、公用車として電気自動車の拡充の検討を行い、電気自動車(EV)の普及を目指し、環境・防災力向上に努めていくという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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