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JR東日本、サブスク方式でサービスを提供する「JREパスポート」と、新幹線での輸送のトライアルを実施

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 東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は、Beyond Stations構想の実現に向け、通勤定期券を所有する利用者向けに様々なサービスをサブスクリプション方式で提供する「JREパスポート」のトライアルを開始する。また、上越新幹線と東北新幹線で、大宮駅を終着とする客室を活用した輸送トライアルを実施する。

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「JREパスポート」のトライアル

 JR東日本は、7月6日から9月30日まで、通勤定期券を所有する利用者向けに様々なサービスをサブスクリプション方式で提供する「JREパスポート」のトライアルを実施する。利用者は、上野・秋葉原・八王子の3駅でコーヒーと駅そばの提供を受けることができる。また、すべての「STATION BOOTH」でシェアオフィスを利用することが可能となる。

 同社は、トライアル結果を検証して、本格導入に向けた検討を進めるとともに、サービスのさらなる拡充を目指すという。将来的には、特急列車やグリーン車など輸送サービス、シェアサイクルなどのモビリティサービス、スポーツジム、その他飲食サービスなど、様々なサービスを利用者が自由に組み合わせられる、シームレスなオンデマンドサービスのプラットフォームへと変革していくことを目指すとしている。

大宮駅までの臨時輸送トライアル

 JR東日本は、上越新幹線では7月30日と8月5日、東北新幹線では8月23日に、大宮駅を終着とする旅客列車を新たに臨時で設定した輸送トライアルを実施する。トライアルでは一部客室を利用し1回あたり100箱程度の地域産品などを輸送することを想定しているという。

 同社は、このトライアルの検証を通じて、新幹線の客室を活用した大宮駅までの荷物の輸送についての課題を整理し、今後の事業化を目指すとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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