ソフトバンクは、この事業の主体となる特別目的会社(SPC)として、「STATION Ai」を2021年9月1日に設立。STATION Aiの代表取締役社長 兼 CEOには、ソフトバンクの子会社で新規事業を手掛けるSBイノベンチャーで、社内起業プログラムの設計・運用・審査や、各事業の成長支援を行ってきた佐橋宏隆氏が就任している。
今後、ソフトバンクとSTATION Aiは、愛知県や協力企業と連携しながら、2024年10月の「ステーションAi」の開業とその後の事業運営に向けて取り組む。具体的には、ソフトバンクとグループ各社が持つ5GやIoT、AIなどのテクノロジーを施設の運営に生かすとともに、スタートアップ支援のノウハウや国内外の企業とのネットワークなどを活用することで、「ステーションAi」を機軸にグローバルなスタートアップ・エコシステムを構築していく。これにより、愛知県を中心としたグローバルなスタートアップ・コミュニティーを形成し、日本のみならず世界におけるイノベーション創出の中核的な拠点となることを目指す。