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資料作成の質を高める5ステップ

スライドの作り込みで失敗しない3ステップ(Step4:作込・実践編2)

連載「資料作成の質を高める5ステップ」:第8回

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 意味の分からない資料、意味は分かるけど腑に落ちない資料、腑に落ちるけど行動に移せない資料。このような資料はすべて失敗です。「準備」「設計」「手書」「作込」「仕上」の5ステップで失敗を避けることができます。前回は、パソコンを使った資料化(ステップ4:作り込み)の「体裁ルール」について例を用いて説明いたしました。今回は、前回と同じ例を用いて「PCの作り込み3ステップ(段階)」について説明いたします。

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パソコンで作り込む際に知っておくべき3つのこと

 前々回、パソコンで作り込む際に知っておくべき3つのことについて説明しました。

  • 体裁ルール(フォントや色、配置など)を決める
  • 用語集(用語定義・言い回し集)を作る
  • いきなり100%を目指さず3ステップで徐々に作り込む

 前回は、具体的な事例を用いて「体裁ルール」について説明しました。この体裁ルールに沿って、Step.3で作成した「手書きの資料のドラフト(下書き)」を基にパソコン(パワーポイント)で資料を作り込めば資料は出来上がります。しかし、作り込むとき「いきなり100%を目指さない」ようにします。全体の流れ・ページ間の繋がり・ページ内の繋がりを意識し、次の3ステップ(段階)で徐々に作り込みます。

  • 段階1: 概要レベル(ステップ3で作成した下書きをパワーポイントに写す)
  • 段階2: 詳細レベル(メッセージラインにメッセージを記載し、作るパーツを具体化する)
  • 段階3: 完成レベル(パーツを作り込み、全体的に整える)

タイトル

 今回は、前回と同じ事例を用いて3ステップ(段階)について説明いたします。

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段階1:概要レベル-出来るだけ時間を掛けずに効率よく

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この記事の著者

高橋 威知郎(タカハシ イチロウ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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