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メルカリとUTEcon、CtoCの価格・流通量の変動を可視化する「メルカリ物価・数量指数」を提供開始

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 メルカリ総合研究所と東京大学エコノミックコンサルティング(UTEcon)は、フリマアプリ「メルカリ」で取引される商品カテゴリ毎の取引価格と流通量の変動を指数で可視化した「メルカリ物価・数量指数」を共同で開発し情報提供を開始した。

 メルカリ物価・数量指数とは、「メルカリ」内の取引価格と流通数量の変動状況を、「メルカリ」における商品カテゴリー毎に月単位で表す価格指数・数量指数。「メルカリ」上の小カテゴリ(例:レディース⇒靴⇒モカシン)については、質・構成比等の調整が現時点では困難なため、上下2.5%の外れ値を除き平均価格・平均数量を算出。中カテゴリ(例:レディース⇒靴)および大カテゴリ(例:レディース)では、小カテゴリの売上構成比を用いて、基準年月の2018年1月と現在の売上構成比の平均から、価格・数量の変化を加重平均して指数を計算しているという。

イメージ(例)

例1:レディース- ルームウェア/パジャマ メルカリ物価・数量指数推移
期間:2018年1月~2022年4月
クリックすると拡大します

 2020年4月に最初の緊急事態宣言が発出。その同時期において、レディースの「ルームウェア/パジャマ」カテゴリの流通量が急激に上昇をしている。

例2:レディース- スーツ/フォーマル/ドレス メルカリ物価・数量指数推移
期間:2018年1月〜2022年4月
クリックすると拡大します

 最初の緊急事態宣言が発出された時期にレディースの「スーツ/フォーマル/ドレス」カテゴリの流通量が急激に下落。その後は徐々に上昇している。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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