ガイアックスとPhotosynthは、API連携を活用したNFT認証でのスマートロック「Akerun」の解錠を可能とするソフトウェアを共同開発し、Web3.0特化のシェアオフィス「CryptoBase@NIB SHIBUYA」への導入を通じた実証実験を開始すると発表した。
同技術は「会員証」としての機能とスマートロックの「解錠権」としての機能が紐づいており、個人が保有するNFTをスマートロックの鍵として使用可能になるとのこと。また、利用者同士のNFTの譲渡により、スマートロックの操作権限の移転が可能になるため、利用者登録などの物理的なセットアップが必要なくなるなど、効率的な入退室管理が可能になるという。今後、オフィスビルに限らずリアルイベント会場への入退場時など、多岐に渡る用途での展開を見込んでいるという。
なお、NFT認証Akerunのためのソフトウェアは、ガイアックスより提供する予定で、別途Akerunの利用にはPhotosynthとのAkerunの利用契約が必要だとしている。