KPMGコンサルティングとスパークルは、仙台市をはじめとした東北地方におけるスマートシティの取り組み促進を目的に、スマートシティ・インパクト投資ファンドの組成・運営支援を視野に入れた連携に関する協議を開始する。
KPMGコンサルティングは6月、仙台市から「スマートシティ推進協議会運営支援業務(仮称)」として仙台市全体のスマートシティに関する取組みを取りまとめる協議会の設立支援業務を受託したほか、「仙台市×東北大学スーパーシティ構想推進協議会運営支援等」の業務を受託し、仙台市におけるスマートシティ推進の支援を進めている。
このような状況を受け、仙台市をはじめとした東北地方に向けたスタートアップ支援のためのベンチャーファンドを運営し、東北地方における共創パートナー・アクセラレーターとして経験と実績を持つスパークルと連携することで、持続可能なスマートシティの新たなスキームの構築を目指すことを検討するという。
なお両社は、将来的なソーシャル・スタートアップ事業者向けの支援についてもあわせて検討。KPMGコンサルティングは今後、ソーシャル・バリューを創出するためのインパクト指標の開発・運用支援を担うことにより、仙台市のスマートシティ活性化に貢献しつつ、東北地方を越えて全国で活用可能なソリューションの開発を目指すとしている。