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博報堂、組織開発支援プログラム「創造する組織」を提供開始 創造型組織への変革を実現

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 博報堂の専門組織である博報堂ブランド・イノベーションデザイン(以下、博報堂BID)は、「ブランド・トランスフォーメーション」による企業変革支援の基盤となる組織開発支援プログラム「創造する組織」の提供を開始すると発表した。

 同プログラムは、社員一人ひとりが、自分を起点として自らの価値観や社会とのつながりを捉え直しながら、会社のパーパスとの関係を探求することで、クリエイティビティを発揮し、イノベーションが創発される次世代の創造型組織づくりを支援する統合プログラムだという。

 その特徴は、所属している会社ありきではなく、自分自身への気づきや社会との関係性をベースに、会社との関係性を改めて探求し、働く意味や仲間との関係を再構築することで、創造的かつイノベーションが創発される次世代の組織がつくられる、という博報堂BID独自の理論を基本モデルとしているところにあるとしている。

 このモデルをもとに、その企業らしい次世代の組織のあり方を構想し、実現のために必要な組織診断やパーパス策定、組織文化策定、インナーコミュニケーションプログラムなどの具体施策を専門のコンサルタントが設計し、実施するという。

プログラムの概要

 ブランド・トランスフォーメーションによる、企業変革の基盤となる組織を創造型組織へと変革する独自の組織開発プログラム。「自分」を起点に、「外に開かれていくオープン化」「パーパスへの共鳴」「インナーエンゲージメント」の螺旋的統合によって、組織を創造型組織へと変革し、個人の成長と会社の成長を同時に実現する。

プログラムの基本モデル
プログラムの基本モデル
[画像クリックで拡大表示]

考え方

  • 「じぶん」:自分が大切にしたい価値観に目を向けることで、自分を知る
  • 「オープン化」:自分と外部社会との関わりに目を向け、社会における自分「I's」という視点を持つ
  • 「パーパス」:自分が、このパーパス(=社会における存在意義)を掲げる会社で働くことに目を向け、パーパスと自分との関係性に出会い直す
  • 「インナーエンゲージメント」:会社を通じて社会に働きかけようとする自分、チームメンバーとの関係を創造的に結び直す

 これら4つの要素が螺旋を描くように作用し合うことで、企業の成長と個人の成長が同時に実現する健全で強い組織がつくられる。その結果、イノベーションが創発されるという。

プログラムで実施する個別施策の例

 下記のような個別メニューを課題に応じてカスタマイズし、提供する。

  • 創造する組織診断プログラム
  • クリエイティブ・リレーションシップ開発
  • コミュニティ設計・構築
  • パーパス策定
  • 組織文化開発
  • インナーコミュニケーション設計・実装

オリジナル調査結果(企業・組織の階層別意識調査)

 「創造する組織」プログラム開発にともない、経営層、管理職層、一般社員の3階層に対して、パーパス、事業開発、組織文化や、働き方の価値観に関する本音を尋ねたオリジナル調査を実施。同調査の分析結果も、プログラム提供時に活用する。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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