ドリームインキュベータ(以下、DI)は、島根県出雲市、山陰合同銀行(以下、山陰合銀)、日本政策投資銀行(以下、DBJ)と、社会課題を解決するための新たな官民連携の仕組みであるソーシャルインパクトボンド(以下、SIB)の活用に向けた調査・研究に関する覚書を締結した。
SIBは、行政が民間資金を活用して行う成果連動型の事業で、社会課題を解決する新たな官民連携の手法。これまでDIは、様々な社会課題を解決する産業プロデュースを推進しており、関連省庁・自治体や複数の民間企業などと連携して、プロジェクトを実施してきた。近年、SIBを活用してサステナブルな形で社会課題を解決する仕組みの構築に注力している。
そして今回、DIは、出雲市・DBJ・山陰合銀と健康、都市基盤などの分野でSIB活用に向けた共同調査・研究を実施する。その中で、DI・DBJ・山陰合銀の持つ知見・ネットワークを共用・活用しながら、出雲市が抱える社会課題を解決し、社会的インパクトを創出する取り組みにしていくことを目指すという。