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東芝データ、日本総研ら、食生活の改善・食品ロス削減を支援するスマートフォンアプリの実証実験を実施

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 東芝データ、東芝テック、サッポロホールディングス、GIG、日本総合研究所(以下、日本総研)、フラー、ユニバースは、食生活の改善および食品ロスの削減を支援するスマートフォンアプリのサービスが、消費者にどの程度受け入れられ、効果を出せるのかを検証する実証実験を実施する。

 同実証実験では、参加するモニターの苦手食材データのほか、食品の購入履歴データや食生活データなどを基に、食生活の改善を促す行動をスマートフォンアプリが提案し、モニターとその家族の食生活の改善に対する効果を検証。同時に、食材の使い切りや食べ切り、そして野菜の皮なども使った調理を促す提案や過剰在庫が発生した食材の購入の提案を行うことによる、食品ロスの削減効果についても検証するという。

 具体的には、スマートフォンアプリ「うちれぴ(以下、うちれぴアプリ)」を通じて、食生活の改善および食品ロス削減の観点から購入する食材や食生活に対する提案を行い、モニターの行動に対する効果を測定。うちれぴアプリには、電子レシートサービス「スマートレシート」を介して、スーパーマーケット「ユニバース」での購入履歴が自動連携され、モニターも食生活データ(食事を食べ切った後の食卓写真など)を自ら登録していく。

 蓄積された購入履歴と食生活データ、事前登録された苦手食材データを基に、うちれぴアプリで、モニターとその家族における食生活の改善と食品ロスの削減を促す行動(朝食を食べる、苦手食材を利用したレシピを作る、残さず食べるなど)の提案である「クエスト」を提示。加えて、店舗で発生する食品ロスを削減するために、過剰在庫が発生した食材の購入を提案するクエストも提示する。

 クエストには、それぞれ達成条件が設定されており、達成時には、クエストごとに設定されたポイント(ユニバースで利用できるRARAポイントに交換可能)が付与されるという。

全体像<br/>[画像クリックで拡大表示]
全体像
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実施概要

場所
  • ユニバース全57店(青森県、岩手県、秋田県)、モニター自宅
期間
  • 2023年1月17日~2月17日 計32日間
参加者
  • 事前募集モニター100名+モニターの家族
役割
  • 東芝データ、東芝テック:電子レシートサービス「スマートレシート」の提供
  • サッポロホールディングス:うちれぴアプリをベースとした消費者向けアプリケーションの構築、実証実験の運用
  • GIG:うちれぴアプリをベースとした消費者向けアプリケーションの構築
  • 日本総研:実証実験の全体設計・推進・効果検証
  • フラー:うちれぴアプリをベースとした消費者向けアプリケーションの構築支援
  • ユニバース:実証実験の実施場所の提供・運用
うちれぴアプリのイメージ<br/>[画像クリックで拡大表示]
うちれぴアプリのイメージ
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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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