1~10位 大手企業の知財戦略に関する記事がランクイン
1位は、知財戦略カンファレンス「LexisNexis PatentSight+ Summit 2025」のレポート。日本を代表する3社による生成AI活用の現状と、各社の利活用ポリシーがまとめられています。

この順位からは「先進企業の取り組みから知財業務における生成AIの活用方法を把握したい」という、読者の強い思いが読み取れました。
2位は『生成DX 生成AIが生んだ新たなビジネスモデル』の著者と、キリンホールディングスのDX戦略推進室室長による対談をまとめたこちらの記事です。

生成AIの活用を全社で浸透させるために欠かせない人材育成の仕組みや、DX戦略推進室が担うべき役割など、キリングループ独自の取り組みが惜しみなく語られています。
3位も1位と同様、知財戦略カンファレンス「LexisNexis PatentSight+ Summit 2025」のレポートでした。味の素の知的財産部長が、同社のグローバルな製品展開を支える三位一体の知財戦略、人財育成、IPランドスケープの取り組みについて語りました。

続く4~10位は下記のとおりです。シャープ、AGC、NTT西日本ら大手企業における新規事業開発事例のほか、コンサル業界の転職事情についても注目が集まっていました。
4位 売上停滞の“暗黒時代”をどう乗り越えたか? シャープ「ロボホン」新規事業拡大の裏側
5位 〈みずほ〉が量子技術で描く金融の未来──宇野隼平氏に聞く、開発の現在地とビジネス実装への展望
6位 もう「リーンごっこ」はやめよう。日本企業の“新規事業失敗史”から学ぶ、成功への最短ルート
7位 営業利益3,000億円達成に向けた“稼ぐ”新規事業創出──AGC若月氏が語る「両利きの経営」の仕組み
8位 海外比率9割のTDKに学ぶ、経営の意思決定への知財活用──IPインテリジェンスとフェライトツリーとは
11~20位 デザイン、量子、法務DXにも関心が集まる
ここからは人気記事の11~20位をご紹介します。「デザイン思考」「量子」「法務DX」などについて取り上げた記事がランクインしたほか、楠木建氏と山口周氏がAI時代を俯瞰した記事もランクインしました。
11位 「うまくいかない」のは“型”に頼りすぎのせい? 新規事業に効くデザインの処方箋
12位 イノベーターの先駆者・ヤマハ北瀬氏に聞く、大企業に「カーブアウト」と「評価制度改革」が必要な理由とは
13位 企業法務のDXがビジネスパーソンの契約リテラシーを向上する Sansanとリセが描く未来図
14位 楠木建×山口周が語る、競争戦略とAIの齟齬──勝者になるための組織と人材像とは
15位 出島にせず大企業のアセットを活用する──トヨタ自動車発新規事業「WAVEBASE」の成長戦略
16位 キリンHD、日本製鉄、ANAHDらの社内起業家が示す大企業発の新規事業の“可能性
17位 新規事業が成功する組織への変革ロードマップ/希少なイノベーター人材の活かし方
18位 元慶應大 杉﨑研司氏はなぜデロイト トーマツに参画したのか──杉﨑氏、寺部氏が目指す量子産業の未来
2025年の業界トレンドをキャッチアップするために、押さえておきたい記事ばかりです。下半期に向けて備えるためにも、このお盆休み期間にまとめ読みしておくのはいかがでしょうか。