グロースXは、DX推進部署に関わっている大企業(従業員数1,000名以上)の経営者・役員・管理職104名を対象に、大企業におけるDX推進の実態調査を実施した。
- 調査概要:大企業におけるDX推進の実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2023年6月22日~23日
- 有効回答:DX推進部署に関わっている大企業(従業員数1,000名以上)の経営者・役員・管理職104名
DX推進の満足度、半数が「満足」
- 非常に満足している:23.1%
- やや満足している:26.9%
- あまり満足していない:31.7%
- 全く満足していない:8.7%
- 会社からは「価値の創出」「抜本的な変革」は求められていない/特に取り組んでいない:3.8%
- わからない/答えられない:5.8%
満足していない理由、「費用対効果が悪すぎる」「人材育成が追いついていない」など
<自由回答・一部抜粋>
- 50歳:費用対効果が悪すぎる
- 56歳:推進体制が出来ていないのに、成果ばかり求められるから
- 54歳:活動が実績に結びつくにはまだ時間がかかる。遅い
- 49歳:会社の理解がない
- 52歳:DXの定義が曖昧かつ、よく変更される
- 56歳:生成A.I.などの新技術に追い付いていない
- 55歳:人材育成が追いついていない
DX推進の評価、約半数が「成功」
- 大成功と見られている:15.4%
- まあまあ成功と見られている:31.7%
- まあまあ失敗と見られている:19.2%
- 大失敗と見られている:2.9%
- わからない/評価自体がされていない:30.8%
失敗のエピソード、「価値が見出せていない」「使い勝手が悪い」など
<自由回答・一部抜粋>
- 50歳:多額の費用をかけたにもかかわらず、それらを回収できる見込みがない。一部門だけの取り組みに終わっている
- 46歳:価値が見出せていない
- 52歳:他社頼み
- 60歳:開発業者目線であり、使い勝手が悪い
- 55歳:具体的な成果が出ていないため
- 56歳:ガイドラインを策定したが、どんどん新しい技術がでており、追い付けない
DX推進の形、「社員の中からDX人材を育成」が最多
- 社員の中からDX人材を育成:58.7%
- 専門知識のある新たな人材を採用:51.0%
- ITコンサルタントなどに外部委託:36.5%
- その他:1.0%
- わからない/答えられない:14.4%
外部委託でDXを進める中での課題、「社内にノウハウが蓄積されない」が最多
- 社内にノウハウが蓄積されない:57.9%
- 委託先と社内の認識のすり合わせが難しい:50.0%
- 業務に直結する新しいアイデアが生まれにくい:50.0%
- 完全に外部に依存してしまっている:47.4%
- 売上・利益に直結していない:34.2%
- 依頼した以上のアウトプットが生まれない:28.9%
- その他:0.0%
- 特になし:0.0%
- わからない/答えられない:2.6%
「費用対効果が悪すぎる」「こちらのニーズを理解させるのが難しい」などの課題も
<自由回答・一部抜粋>
- 50歳:費用対効果が悪すぎる
- 53歳:こちらのニーズを理解させるのが難しい
- 38歳:内部に人材が育成できない
- 54歳:社内の意識改革が難しい
- 44歳:コスト
社内でハードルとなっていること、「社内の人材育成のための教育が十分にできていない」が最多
- 社内の人材育成のための教育が十分にできていない:51.9%
- 全体的なITリテラシーの向上ができていない:39.4%
- 精通する人材の採用に苦戦している:36.5%
- メンバーの知識レベルがバラバラ:36.5%
- DXを推進する人材を評価する基準が無い:32.7%
- 多くの社員が他人事である:23.1%
- 必要な予算を確保できていない:13.5%
- その他:1.0%
- 特になし:4.8%
- わからない/答えられない:10.6%
誰でもいつでもどこでも学習が可能な、AI/DX人材育成のための学習サービス、8割以上が「活用してみたい」と回答
- 非常にそう感じる:38.3%
- ややそう感じる:45.7%
- あまりそう感じない:11.7%
- 全くそう感じない:2.1%
- わからない/答えられない:2.1%
AI/DX人材育成のために活用したい学習サービス、「DX人材に必要なAIスキルを網羅できる」「負担を感じず気軽に取り組める」など
- DX人材に必要なAIスキルを網羅できる:62.0%
- 負担を感じず気軽に取り組める:57.0%
- 学習意欲を落とさない仕組みがある:38.0%
- 多くの事例を用いた教育カリキュラムが用意されている:38.0%
- 数多くの企業で導入実績がある:31.6%
- 学びを通じて自分のキャリアが有利になる:30.4%
- 現業務の課題解決に役立つ:26.6%
- 社内AI活用の解像度が向上する:21.5%
- その他:1.3%
- わからない/答えられない:0.0%