チームスピリットは、「TeamSpirit 勤怠」および「TeamSpirit 工数」において、AIと外部システムを接続する標準規格MCPに対応した機能「TeamSpirit MCP」の提供を開始した。各社の就業規則や運用ルールに合わせてAIエージェントの動作をカスタマイズできるテンプレートを提供する。Slack上のAI機能やClaudeなどのAIエージェントが、各社のルールに沿って勤怠・工数データの照会や各種申請を行う。休暇の取得状況や残業時間に応じたアラートや提案により、現場マネージャーの労務管理を支援する。

テンプレートでは、運用ルールやガードレール(AIエージェントに実行させない操作、チェックの厳密さ、プロンプトによる指示など)の設定をパーツとして組み合わせられる。MCP対応のAIエージェントから接続できるため、個別の連携開発は不要だ。両サービスの契約者は追加費用なしで利用できる。ただしAIモデルおよびAI利用料は含まれず、別途AIサービスの契約と利用料が必要となる。
活用例として同社は、次の3つを挙げている。1つ目は、年次有給休暇申請の取り消し時に、過重労働のリスクや代替となる休暇取得の推奨を示す機能だ。2つ目は、AIエージェント側でGoogle カレンダーなどの予定データと連携した工数入力の下書き作成。3つ目は、月初の勤怠確認時に、有給休暇の取得期限や残業時間の上限接近をマネージャーに知らせるアラートである。
今後は対象を「TeamSpirit」シリーズ全体へ順次拡張する予定。経費精算・労務・タレントマネジメントなどのデータ基盤を統合・連動させる方針だ。
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