NTTデータ グローバルソリューションズ(NTTデータGSL)は2026年10月15日、パーソルホールディングスの会計システム刷新プロジェクトで、SAP S/4HANA Cloud Public Edition、BlackLine、SAP Integration Suiteの導入を支援し、パーソルグループ国内主要会社で新会計基盤が本格稼働したと発表した。新基盤は国内グループ会社の財務データを統合し、業務標準化と高度な財務ガバナンスの実現に向けた土台となる。
パーソルグループでは、管理会計、社内稟議、財務会計などを支える共通システムが長年大きく刷新されず、システム間連携の多くが手作業に依存していた。パーソルホールディングスは2023年に刷新を決定した。「Fit to Standard」の考え方を採用し、業務標準化や組織変革を実現するプロジェクトとして推進した。
導入社数は、SAP S/4HANA Cloud Public Editionが28社(2024年度に2社先行導入済み)、BlackLineが13社、SAP Integration Suiteが30社。各社で異なっていたデータ連携フローの統一も図った。
グループ30社の仕訳データを一括で取り込める環境を整備し、経理担当者の作業負荷を軽減した。月間数十万件におよぶ元帳データの検索性能も向上した。グループ共通プロセスの整備により、ガバナンスと内部統制の強化も図る。
今後は決算業務や債権消込業務の自動化・AI活用を強化し、決算早期化に向けた取り組みを進める。異常値検知や仕訳提案など、AIとの協働による財務業務の高度化にも取り組む。
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