2026年7月2日、NTTデータ・ウィズとCoupaがパートナー契約を締結したことを発表した。両社はAIを活用した自律型支出管理プラットフォームとバックオフィスBPOのノウハウを連携させ、日本企業の購買・調達業務の生産性向上と業務変革を支援する包括的なサービスの提供を開始する。

事業環境の変化や人材不足が影響する中で、多くの企業の購買・調達部門ではコスト削減だけでなく、業務プロセス全体の最適化とデータ活用が求められている。従来、購買業務の属人化やシステム連携の複雑化が課題となっていたが、AI技術の導入やROI確保の難しさもあり、企業の現場運用はさらに複雑化しているという。
NTTデータ・ウィズは、購買を含む管理業務でのIT/BPOによる業務改革支援の実績がある。一方、Coupaは、3,200社以上の実績を持ち、10兆ドル規模の支出データを活用するAI型支出管理プラットフォームを提供してきた。このパートナー契約により、両社の強みが補完され、日本企業に向けた購買・調達分野のDXをより早期かつ確実に実現する支援体制を構築できるとしている。
今回の協業で提供されるサービスには、主に以下の特徴がある。まず、Coupaの導入では、現状業務の可視化、プロセス再設計などインプリメンテーションを支援し、既存ERPとの連携によって購買データの一貫性・正確性を確保する。これにより、購買から会計・支払までの業務プロセスを一元化できる。
システム連携後は、NTTデータ・ウィズがBPOとして購買オペレーションの一部または全体を受託する。これにより、日常業務の負担軽減と処理品質の安定、内部統制の強化を実現し、購買・調達部門がより付加価値の高い業務へ注力できる体制を構築できる。
今後は、CoupaとERPの連携による基盤構築からBPOによる安定運用までを両社がワンストップで支援し、日本企業の購買・調達部門の生産性向上やDXを中長期的に推進する計画である。
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