SUNDREDは、東京都の事業「TOKYO SUTEAM」協定事業者としてスタートアップらとともに、新産業共創プロジェクトについて「5つの重点領域」の追加を発表した。
今回追加された5つの重点領域は次のとおり。
- フューチャーペアレンティング産業:将来の出産や育児への不安や、子育て中の課題解決に加えて、本質的な課題である「親になるための仕組み」がないことと「親育て(ペアレンティング)」の重要性に注目し、その仕組みの実装により子育ての課題を社会全体で解決し、個人や社会のウェルビーイングを実現する新産業
- ネクストジェンマテリアル産業:次世代の新素材(材料)として注目を集めるだけでなく、既存の価値観を塗り替える新たな用途としての活用方法を設計するなど、多種多様な素材を開拓する新産業
- インタープレナーデベロップメント産業:社会において自ら価値創造を行う越境型次世代イノベーター人材「インタープレナー」という新しい生き方・働き方をベースに、新産業共創や事業創造による社会変革やイノベーション加速を担うさまざまな「社会人」を育成・覚醒・啓発される仕組みの事業化を行う新産業
- メディカル・ヘルスケアイノベーション産業:グローバルに広がる医療・ヘルスケア分野で、超成熟社会で必要とされるグローバルスタンダードな視点をサイエンスに基づく「Open Well-being Innovation」を目指す新産業
- ネイチャーガバナンス産業:自然資本の可視化や価値化を通じ、社会・経済活動による自然生態系の損失を食い止めて、回復させながら、自然と調和した発展を目指す新産業
SUNDREDは、100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」として、スタートアップ企業を積極的に巻き込むことで、開発速度の向上や実証実験を身軽に進め、東京都に限らず地方や世界へ向けた新産業を加速させるとしている。
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