Zaimoは、国内の大学に属する複数の起業団体と提携したことを発表した。
同提携は、大学生の起業のハードルを下げることでより多くの学生起業家の輩出を促すことが目的。また、経営管理やファイナンスのリテラシー向上のサポートという狙いもあるという。
数値(Excel)事業計画の作成は、起業アイデアの事業性評価や資金調達、継続的な事業成長の実現において重要だが、作成経験がないと手間のかかる作業であり、起業や資金調達のハードルの1つになっているという。
同社は、大学の起業サークルなどとの連携を通じ、起業におけるExcel事業計画作成に関連する課題解消や、学生起業家の活動支援に取り組むとしている。
なお、提携先の起業団体は次のとおり。
- WIT(早稲田スタートアップサークル、早稲田大学)
- QUSIS(九大起業部、九州大学)
- 京大起業部(京都大学)
- KSL(京大起業サークル、京都大学)
- KBC(Keio Business Community、慶應義塾大学)
- zerO-One(阪大起業部、大阪大学)
また、同提携の一環として、提携起業団体が属する大学の学生は、同社が提供するAI経営管理SaaS「Zaimo․ai」を無料で利用できるとのことだ。
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