SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

リクエスト、若手社員の失敗を成長につなげるプログラム 「ミス起点のリーダーシップ開発」をリリース

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 リクエストは、若手社員が日常業務を通じて、自らのミスや他者のミスをリーダーシップ向上の契機として捉え、成長するマインドセットを育む新たな人的資本開発サービス「Next Leader Capital」をリリースした。

 同プログラムは、ミスを「失敗」ではなく「成長の起点」として捉え、自らの経験を深く掘り下げることで気づきを得るプロセスを中核に据えているという。プログラムの詳細は次のとおり。

自責のマインドがリーダーを育てる

 ミスへの向き合い方はリーダーシップ形成の分岐点だという。同プログラムでは、次の2つの重要なマインドセットを育成するとしている。

  1. 自分のミスを自責で捉える姿勢:指示されたタスクのミスに対して「私は指示通りにやっただけ」とする他責の姿勢ではなく、ミスの原因を深掘りし「どうすればミスを防げるか」を自ら考え行動する能力を養う
  2. 仕事の関与者のミスをチーム全体の改善機会とする姿勢:他者のミスを「自分には関係ない」とする他責的態度から、「チーム全体が良くなるために、関与者のミスの原因を考え、改善案を提案し、建設的な対話を促す」という自責のマインドセットを育成

自分で気づくことで関心を引き出す

 リーダーシップ形成には、自らの経験を具体的な事実で振り返り、気づきを得ることが重要だという。同プログラムでは、次のプロセスを通じてその成長をサポートするとのことだ。

  1. 自分の経験を振り返り、表出する:実務の中で実際に経験した事実を自ら振り返り、言語化し、過去の出来事と関係付けを行うプロセスを通じて、学びを深める
  2. 「知らないことすら知らない」領域に気づく:自分の経験を客観的に捉え、未知の課題や盲点に自ら気づく事を促す。この「気づき」が新たな関心を引き出し、積極的な学びと行動を生み出す
  3. 関心から行動への転換:自ら気づくことで湧き上がる関心が、実際の改善行動やリーダーシップの発揮へとつながる

プログラムの特徴

 同プログラムは、実務の中でミスを成長のきっかけと捉えるスキルを体系的に育成する以下の特徴を備えているという。

  1. ミスを起点とした経験の可視化:自らの手を動かして経験を振り返り、学びのプロセスを明確化することで、自主的な気づきを促進
  2. 他責から自責への転換訓練:ミスに直面した際に、「どうすればより良くなるか」を自ら考える習慣を育成
  3. 建設的な対話を重視:他者のミスも「自分に関係のある問題」と捉え、改善策を提案しチーム全体の成長を促進
  4. 関心を行動につなげる環境づくり:否定や指摘を排除した環境で、自発的に行動を起こす姿勢を醸成

期待される成果

  1. 気づきと関心を通じた挑戦姿勢の醸成:ミスや経験を通じて未知の課題に気づき、積極的に挑む態度を形成
  2. 自責のマインドセットの醸成:自らのミスや他者のミスを成長の機会として活用する能力を磨く
  3. チーム全体の生産性向上:建設的な対話を通じ、組織全体の成果を向上

【関連記事】
タナベコンサルティング、経営的視点の教育コンテンツを提供 「人材育成&アカデミー戦略サイト」を刷新
リスキリング施策の実施率は全体で約4割、大企業では約6割──Reskilling Camp調査
「5年前に比べチーム運営が難しくなった」と約半数が回答 理由は「価値観の多様化」──ヌーラボ調査

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング